puzzle piece (ページ12)

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6時間目が終わって帰る支度をしていたら、目の前に影ができて、顔を上げるとジェミンくんが立っていた

「？」

JM「Aちゃん、ありがとう、」

「、なんのこと？」

JM「ユジョンのこと、……あとアヨナも、」

「あぁ…そのことなんだけど、わたしもさっぱりなんだよね、」

JM「え？」

「ユジョンのお父さんの会社がパパの取引先だなんて知らなかったからびっくりしたよ、」

JM「そうなの、？」

「うん、…なんでだろう」

真面目に悩んでたら、ジェミンくんがわたしの包帯ぐるぐる巻の手首にそっと手を重ねていて

JM「これも、ごめん……アヨンのこと、庇ってくれたから、Aちゃんが、」

「かばった？……あ～、あれは、卑怯だとおもったから、個人の因縁なら1対1でやるべきなのに、」

JM「……ふふ、やっぱり、Aちゃんって面白い」

「？はじめて言われたよ、」

そのまま手首をつたって手をきゅっと握られて、首を傾げると、真剣な目をしたジェミンくんと目が合った

JM「もっと、Aちゃんと仲良くなりたい」

「なろうなろう！わたし今日、ヘチャンくんとロンジュンとも仲良しになったの！」

JM「ロンジュニだけ呼び捨て？」

「ちゃんって付けたら怒られたから……」

JM「そしたら、くんじゃないの？」

「なんか、くんって感じじゃなくて、どうしてもわたしから見るとロンちゃん、なんだよね、」

JM「ロンちゃん……たしかに、(笑)」

「でしょ？！でも、ロンジュンは気に入ってくれなかったみたい、」

JM「ピッタリの名前なのにね。僕は明日からロンちゃんって呼んでみるよ」

「えっ、じゃあわたしもそう呼んでもいいよね！名付け親だもん！」

JM「一緒に呼ぼっか(笑)」

「うん！」

JM「あ、じゃあさ、僕のことも、呼び捨てにしてよ」

「ジェミナ？」

JM「うんっ」

「じゃあわたしのことも、呼び捨てでいいよ！」

JM「A、」

「なーに？」

JM「ふふ。……かわいいね、」

「ぇ、……やだ、はずかしいからそういうのはだめっ」

JM「顔真っ赤だよ、(笑)」

「も、やだ、！」

あんまりそういうの言われ慣れてないから、困るよ、！