puzzle piece (ページ11)

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今朝のユジョンのは驚いたけど、これでやっと僕たちは解放されるんだと思って。

JM「アヨナっ、」

ay「っジェミナ、！」

泣きそうな顔で抱きついてきた彼女を優しく抱きしめ返してあげると、胸のところがじんわりと温かくなった

ay「つら、かった……」

JM「っ守ってやれなくてごめん、」

ay「ううん、……ジェミンがユジョンの彼氏、なってくれたから少しはマシだったんだよ、」

JM「……また、幼馴染に、戻ってくれる？」

ay「っうん、」

その言葉に安心して、もう一度アヨンをぎゅっと抱きしめた

それからふたりでお昼を食べて、今まで出来なかった話をたくさんした。

僕ももうこの気持ちは終わりにすることにして、少し前と変わらない、幼馴染に戻ることに決めたんだ。

ay「Aさんって、すごいんだね、」

JM「みたいだね、さっきのはびっくりした。でも、Aちゃんのおかげだね、感謝しなくちゃ」

ay「Aちゃん、？」

JM「ジェノとAちゃん仲良いみたいなんだ。それで僕もこの前少しだけ仲良くなった。
すごくいい子だから、アヨンもすぐ仲良くなれると思うよ」

ay「そっか、……仲良くなれたら、いいな」

JM「あとで一緒にお話しよう？」

ay「うん、」

まだ少しだけ元気が無さそうなアヨンの頭を撫でてやると、そっと僕の肩に頭を乗せて

ay「……ジェミナ、もう離れたくない、」

JM「っ、僕も離れたくないよ」

相当つらい思いをさせていたことを痛感して、もう二度とこんなことにならないようにしないと、そう思いながらアヨンをまた抱きしめる

あとで、Aちゃんと直接話そう。
元はと言えば僕らのせいで、手首のケガまでしちゃったんだから、

でもきっと、またあのズレた返事が返ってくるんだろうなって想像したら頬が緩んだ

ay「ジェミナ、？」

JM「ん、？」

ay「……ううん、なんでもない」

JM「そう？」

アヨンの頭を撫でながら、なぜか僕の頭はまだそこまで仲良くなったわけでもないAちゃんでいっぱいだった