Haengbok (ページ7)

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mg「こら、テヒョン！……とんだ無礼を、失礼致しました、！」

呆然と立ち尽くす僕たちの後ろから、マネヒョンの焦った声が聞こえてきた

「いいんだ。急に呼んだのは僕だったからね。さあ、席について好きなものを頼みなさい。」

優しそうな笑みを僕らに向けるその人の後ろには秘書らしき綺麗な女の人
隣には淡い紫のワンピースを身に纏った顔立ちのハッキリとした、でも僕らより幾分か若い女の子が、僕らと同じように呆然とこっちを見ていた

JK「……なにこれ、ヒョン、どういう状況なの？」

SJ「だから、僕に聞くなよ……」

僕だって全くこの状況を呑み込めていないんだから。
テヒョンなんて微動だにしないけど、大丈夫なの？

とにかく、立ったままだと邪魔だし、早く座るようにマネヒョンが目配せしてきているから、無理矢理ジョングクとテヒョンを席につかせて、それに続くように自分も椅子に座った

「まあ、話というのは今見てわかる通り、この子のことなんだがね。」

あぁ、よくある接待の話か。
なんて、少し胸を撫で下ろすと、すぐさま信じられない言葉が飛んできた

「この子を君たちの宿舎に住まわせたいと思って。」

JK「は？」

mg「っコラ！ジョングク！！」

「ハハ、その反応は正しいよ。無理を言っているのはわかっているんだ。でも、君たちのところの代表にも話は通してある。いろいろ聞きたいことはあるだろうから、それは代表に聞くといい。」

この人、さっきから平然と言葉を並べているけど正気なのか？
この女の子がどんな人かもわからないというのに、僕らに拒否権もないだなんて、ちゃんちゃらおかしい話だろ。

ジョングクなんて、もはや苛立ちが隠しきれてないし。
テヒョンだって、…………ん？

ここに入ってからなんにも言葉を発しないから見ていなかったけど、この目は完全に獲物を狙う目だ。

極力小さい声でテヒョンに声をかけた

SJ「お前、それでいいの？」

TH「ん？だってかわいーじゃん」

SJ「でもっ、」

TH「何かあったら、さすがに代表も行動するよ。こっちに拒否権がないなら、思う存分に遊ぶほかなくない？」

……やっぱりこいつ、考えることがぶっ飛んでる。