Haengbok (ページ49)

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「人気ってことは、とても忙しいですよね……」

YJ「まあ、確かに。世界中飛び回ってるからね。」

「そ、っかぁ……」

じゃあ、これからは一緒にいる時間が短くなっちゃうのかな、？

YJ「そうだ、俺にも敬語使わなくていいよ。」

「えっ、でも、年上の人には敬語を使うって、」

YJ「俺がいいって言ったらいいのー。他の4人に敬語使わないのに、大変でしょ？」

「うーん……」

大変とか、おもったことはないけれど、そう言ってくれてるのに断るのもわるいよね、

「わかった、じゃあ、敬語やめる。」

YJ「ん。」

SB「あ！それと名前！さんじゃなくて、呼び捨てにしてよ！」

BG「僕もー！」

YJ「じゃあ俺はオッパ。」

「……オッパは親しくないと、だめ、」

YJ「ふーん。じゃあ俺とAちゃんは、これからも仲良しにならないんだ。」

「え、」

YJ「べつに今親しくなくても、これからなるなら良くない？」

「、そういうもの、？」

YJ「うん。そーいうもの。」

「……じゃあ、ヨンジュンオッパ、」

YJ「잘했어요～(よく出来ました～)」

「つ、つよいよっ、」

KT「ヌナ、髪の毛ぐちゃぐちゃ。僕が直してあげる」

「テヒョン、でいいの？」

KT「なぁに？ヌナ。」

「ありがとう」

そう言って笑って見せると、テヒョンも一緒に笑ってくれる

髪の毛を優しく梳かしてくれて、それがおわったら、わたしのほっぺを両手ではさんだ

KT「先輩たちが忙しくなって、寂しくなったら、いつでも僕たちのところにおいで？」

「みんなは、忙しくないの？」

BG「忙しくないわけじゃないけど、」

KI「先輩たちに比べたら、全然だよ！」

KT「ヌナをひとりぼっちにさせたりしないよ。」

「……どうしてそんなに、優しいの？」

KT「なんでだろうね？」

YJ「Aが、とっても優しい子だからだよ。」

わたし、優しいの？

こんなにぜいたくな生活をしてて、きっとみんなが羨ましいくらいのはずなのに……
世界で1番のワガママな女の子だとおもってたのに……

KT「少ししか話してなくてもわかるよ。
きっとヌナもいつか、わかるから。」

わたしにも、いつか分かるのかな。

オッパたちのくれる優しさが、どうしてなのか。