Haengbok (ページ40)

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オッパたちと話してると、よく話が逸れちゃうんだけど、

ヤンヤンこれ、Aのじゃない?

お風呂を出て、ケータイを確認すると、写真付きで送られてきたヤンヤンからのメッセージで、ハッとおもいだした。

グクオッパのパーカーはヤンヤンが持っているみたい。

続けて文章を打とうとしたけど、ヤンヤンってすごく文字打つのが遅いんだった

打っていた途中の文字を消して、電話のマークを押す
2コール目くらいで繋がった電話

「ヤンヤン？ごめん、それわたしのだ」

YY「うん。今俺が持ってるからさ、事務所に行ってもないことだけ伝えておこうと思って。
俺たちこれから準備が始まって、次の勉強までだいぶ日が空くんだけどさ、その時でいいよね、？」

「えっと……それ、わたしのじゃなくてね、オッパのだから、できるだけはやくほしくて。」

YY「あぁ、だよな。男物だ。」

「そしたらオンニに、渡しておいてもらって、」

YY「やだ。会いたいから。」

「えーっ、でも忙しいでしょ？」

YY「俺以外にも、会いたいって人がいっばいいるの。」

「……もしかして、スーチョン？？」

YY「ああ、そうそう。その他大勢だよ。
だから、落ち着くのがそうだなぁ……来週の金曜日の夜。Aは平気？」

「わたしはいつでも平気だよ。じゃあ、その日ね。どこでお仕事なの？」

YY「事務所にも寄る時間なさそうだから、ごめんな。……KBSって、放送局わかる？」

「放送局、？うん、まあわからないけどオンニに聞いたらわかると思うから。」

YY「そうだな。じゃあ、ヌナには俺からも言っておくよ。」

「うん。ありがとうね。」

YY「ほら、あれ言えよ。」

「あれ？ってなに？」

YY「今日言っただろ？」

「……ヤンヤンは同い年でしょ。」

YY「ほら。」

「もう……ヤンヤンオッパ、大好き。おやすみ。」

YY「っ～、おやすみ、！」

自分から言わせたくせに、わたしには言ってくれないんだから……。

電話が切れたから、ケータイを閉じて机に置こうとすると、急に体が宙に浮いた

「わぁ、」

TH「オッパ？俺たち以外にオッパがいるの？」

ニコニコしているけど、目の奥がすこし冷たいように感じて、

こんなテテオッパ、あの時以来だ。