Haengbok (ページ35)

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それにしても、今日はいつもよりたくさん、わたしが喋ったから疲れたなぁ、

そんなことを考えていると、お部屋の扉が開いた

tr「A、さっきはごめんね。」

「ううん、オンニは心配してくれてたんですよね。わたしこそごめんなさい。」

tr「……そのことで、代表が話をしたいって、」

XJ「あっ、ヌナ！どうしてAのこと教えてくれなかったんですか！」

tr「え？」

HD「Aが代表の娘だって！俺たちさっき聞いて、色々口から出てくるとこでした！」

「きたない……」

tr「A、3人にその事話したの？」

「あ、はい。……ダメ、でしたか、？」

困ったような顔をしたテリオンニ

なんだか今日はわたし、ダメなことばっかりしちゃうみたい。
言いたいことを言えるようになったら、言っちゃいけないことまで言っちゃうのかな、？

tr「ダメじゃないの。だけど、その……ここではあまりそれをよく思わない子達もいるかもしれないから、」

「そう、なんですか、？」

tr「Aは練習生ではないけど、すごく可愛いから。現にこうしてアイドルのこの子達と仲良くなってるでしょ？」

「はい、」

tr「わたしはそれがすごくいい事だと思う。Aは同年代のお友達ができて、楽しいと思うから。
でもね、練習生の子たちは、彼らに憧れていたり、仲良くなりたいと思ってる子達がたくさんいる。」

「そ、っか……」

tr「だから、Aが彼らと仲良いことを知って、しかもあなたが代表の娘だと知ったら、最悪、危険なことが起きるかもしれない。
わたしはAを守りたいし、彼らもきっと守ってくれる。けど、間に合わないことがあってからじゃ遅いから……」

「……ごめんなさい、オンニ。
わたし、オッパたちに、自分のことをちゃんと、相手に伝えるってことを教えてもらったんです。
だけど、まだ慣れなくて…、言っちゃいけないこともあるんですね、」

なぜか少し驚いたような顔をしたオンニは、また優しくいつもみたいに綺麗な笑顔をして。

tr「これから私たちと、勉強していこうね。」

「っはい！」

わたしの周りには、すてきな人たちばかりで、すごくうれしい気持ちになった。