Haengbok (ページ31)

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tr「……A、とりあえずさっきの部屋に戻って、ヤンヤン達とお話してて？」

「？……はい、」

オンニに言われた通り、となりのお部屋に戻るとちょっぴり心配そうな顔をした3人がいた

XJ「大丈夫だった、？」

「うん、…多分」

HD「ごめんね、助けてあげられなくて。テリヌナ、すごく怒ってたみたいだから、」

「ううん、わたしは怒られてないよ。だから、大丈夫。」

HD「そうなの？
………ん？Aここ、赤くなってる」

「どこ？」

XJ「……バカ。そういうのは触れるなよ」

「？」

ダジュンとグンハンの会話がよくわからなくてただ2人を見ていると、
いつの間にかわたしの後ろに移動してたらしいヤンヤンが何かをわたしの首の後ろのところに貼り付けた

「なに、！」

YY「こうしておけば大丈夫。2人とも騒ぎすぎだから。」

首の後ろを触ってみると、それが絆創膏だってわかった。

「わたし、ケガしてた？」

YY「……まあ、そんなとこ」

「そっか、痛くないから気づかなかった。ありがとう。」

ヤンヤンはにこっと笑って、元いた席に戻ると目の前の教科書に視線を戻した

相変わらず、2人はザワザワしてるけど。

HD「A、本当にそれ、記憶にないの？」

「ケガのこと？うん、知らない。」

XJ「Aって、彼氏いたの？」

「彼氏？あぁ、言葉は知ってるけど、お付き合いってどういうもの？わたし、よくわからないの。」

XJ「マジか……」

HD「じゃあそれ、……え？」

2人が何に驚いてるのかよくわからなくて、首を傾げていると、急にヤンヤンがわたしの椅子をぐるりと回して、自分の方に向き合わせた

YY「それ、ケガじゃなくて、キスマーク。
キスマークって、普通男と女がそういうことした時につけるもの。意味わかる？」

「そういうこと……、」

YY「さすがにその意味はわかるよね？昨日でしょ、きっと。なんかチクッとした時なかった？」

「チクッと…、わかんない、途中で寝ちゃったから、」

YY「……相手は？好きな人なの？」

「好き、……そういうの、よくわからないけど、今までとちがって、すごくきもちかったよ。」

そう言うと、みんなぽかんとした顔でわたしを見ていた。