Haengbok (ページ30)

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オンニとお部屋を出て、となりのお部屋に入るように言われた

「あの……テリオンニ、？」

tr「A、私はAに怒ってるんじゃないから、正直に答えて？」

「はい、」

tr「昨日来なかったのは、彼らに何かされたから？」

「え？」

どうして、オンニが知ってるんだろう。

でもきっと、オッパたちはオンニと連絡できないはずだし……、

黙りこむわたしをみて、確信したのか、オンニがわたしの手を包み込んだ

tr「正直に話して。私はあなたを守りたいの。」

「えっと、わたしは、ただ……」

tr「それとも、彼らに言うなって言われてるの？」

それはちがう。
ちがうから、小さく首を横に振った

tr「昨日の事、全部話して？」

「昨日の、こと、」

だって、オンニ、言わないだけですごく怒ってる…

わたしにじゃないって言ってたし、そうしたらオッパたちに怒ってるのかな？
じゃあ、昨日のこと全部話したら、オッパたちはどうなるの？
怒ってるから、もしかしたらもう一緒にいられなくなっちゃうかもしれない、……そんなの、

「っオッパたちは悪くないんです、わたしが、わたしが悪くて、！」

tr「A……どうして彼らを庇うの？」

「かばう、？」

tr「無理矢理、されたんじゃないの？」

「むりやり……ちがいます。それに、わたしは、いやじゃなかったです、」

tr「……A。あなたはすぐに自分の気持ちを押し殺してしまうから、すごく心配なの。」

「はい、」

tr「彼らの宿舎から出ることになったら、代表に嫌われると思ってる？」

やっぱり……このままじゃわたし、オッパたちと離れなくちゃいけないんだ。

昨日わかったの、確かに最初はアボニムに嫌われたくないからって、オッパたちとの生活を選んだけれど、
今は、オッパたちと生活するのが楽しいって。

だから、アボニムに嫌われるっていう前に、オッパたちと離れるのはいやだって、そうおもってる。

「もしそうなったら、アボニムには、きらわれちゃうかもしれないけど、でもそれよりも、わたしはオッパたちと一緒にいたいんです、」

tr「A……、」

どうかな、オッパたちにも、見ててほしかったな。

わたし、ちゃんとオッパたちじゃなくても、自分の気持ち、伝えられるようになったんだよ。