Haengbok (ページ28)

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mg「あ、テヨンア！」

TY「マネヒョン。どうしたんですか？」

mg「この前提出した音源、代表が聞いてくださったみたいだから」

TY「先生の部屋に行ったらいいんですよね？わかりました！ありがとうございます。」

mg「おう。じゃあ俺は他のメンバーのところにいるから、終わったら連絡してくれ。」

TY「はい！」

グループのリーダーとして、こうやって先生と話をすることはよくあること。
だけどやっぱり、これに関してはいつまで経っても慣れないもんだなぁ。

毎回先生の部屋の前に立つと緊張して心臓がバクバク音を立てるのを感じる

ひとつ深呼吸をして、ノックをしようとすると中から微かに聞こえる程度の声が聞こえた

「……それは本当かい？」

「はい。……みましたが、……えぇ、はい。」

「うーん、それは困ったなぁ。大事な商売相手だし、ねぇ？」

「っでも、！代表は勘違いしておられます、」

「勘違い、？」

あーなんかこれ、長引きそうな感じ？
後でまた来た方がいいかな、でもそれで先生を待たせるのも悪いし……

あーでもない、こーでもないと1人で考えているうちに、いつの間にか話は終わっていたみたいで、
ガチャと音を立てて開いた扉に反応するのに時間がかかってしまった。

「っ、！テヨン、」

TY「テリヌナ、もう入っても大丈夫ですか？」

tr「……話、聞いてた？」

TY「、全部では、ないですけど……」

返事を聞くと、すぐさま俺の腕を掴んで先生の部屋に連れ込まれた

「おぉ、テヨンア。……あぁ、音源のことかな？」

TY「はい、」

tr「代表。」

音源の入ったUSBを取り出して、俺と話をする準備をしようとした先生を止めるように、テリヌナが何かを耳打ちしている。

なんか俺、すごくタイミングが悪かったみたいだ……

「……そうか、なるほど。
音源の話の前に、それについて話さないといけないみたいだね。」

TY「それに、ついて、」

「まあまあ。話は長くなりそうだ。とりあえずそこに座りなさい。」

あぁ、今日はなんだか本当についていないみたいだ。