Haengbok (ページ22)

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あの後、とりあえずAに服を着せて、みんなで宿舎に帰ることに

TH「A、俺の車に乗ってくれる？」

JK「ダメです。」

TH「…俺はAに聞いたんだけど、」

SG「ジョングガ。俺の言ったことを忘れたか？」

JK「…………わかりました。」

SG「で？Aはどうなんだ。」

「えっと……、」

TH「今までの分、ちゃんと話して仲良くなりたいんだ。……ダメかな？」

「わたしも、テテくんと、仲良くなりたいですっ、」

TH「ひひっ。よかった！…じゃあまずは、テテオッパって呼んでくれない？」

JK「調子乗りすぎです！！」

SG「逆になんでお前だけオッパ呼びなんだよ。おかしいだろ。」

TH「そうだよね！？」

「……テテオッパ、？」

SG「全員オッパだろ？」

「親しい人…………はいっ、ユンギオッパ！」

TH「くぅ～っ！可愛い！！！」

JK「俺だけの優越感だったのに……」

TH「ユンギヒョン、顔すんごいことになってるよ！」

SG「うるせぇ。早く車に乗って宿舎に帰んぞ」

JK「A、また後でね？」

「はいっ」

JK「ぎゅーってして？」

SG「一生のお別れじゃねーんだから。ほら、行くぞ。」

JK「いててててっ！Aー！！！」

TH「ひひっ！じゃあ、俺らも行こうか？」

「帰りはとなり、座ってもいいですか？」

TH「！…もちろん！」

「行こうか？」

TH「あーっ、俺の真似した！」

「ひひっ」

TH「ほんと、可愛すぎるのもよくないなぁ、」

隣に座って、楽しそうにあれやこれやと喋る彼女に思わず笑みがこぼれて。

俺はもう少し、この気持ちをあやふやにしたままで過ごすことにするよ。