Haengbok (ページ20)

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SG「……どうしてこんな生意気少女に育つんだ？ん？」

「ぅ、ごうぇんなさい、」

部屋の中を覗くと、タオルケットを体に巻きつけて縮こまる彼女の頬を鷲掴みにしているユンギヒョンの姿

………その姿だけで胸が張り裂けそうなくらい痛いよ。

JK「……A」

「ひっ、どうして、！」

SG「お前を心配して来たに決まってんだろ。」

「っ、テテく、」

TH「どうしよっか、A。バレちゃったみたい」

ヘラヘラと笑うテヒョンイヒョンを見て、その大きな瞳がぐらりと揺れる

それに続いて目尻からこぼれ落ちていく大粒の涙

やっぱりダメだ。俺は彼女が泣いている姿なんて見ていられない。
そう思ってAから視線を逸らすと、鋭い声が飛んでくる

SG「ジョングガ。向き合えって言っただろ」

JK「っ、はい、」

意を決してAに近づくと、ユンギヒョンのシャツの裾をきゅっと握るのが見えた

JK「っ……A」

「…」

下を向いたままこっちを見ようとしないAの顎を持ち上げて、無理矢理目を合わせようとすると、また栓が緩んだように涙がポロポロとこぼれ落ちていく

「ごめ、なさいっ、」

JK「…何が？なにに、ごめんなさいなの？」

「わ、かんないっ、…ごめっん、なさい、」

JK「Aは悪くないでしょ？お勉強に行くって言ってた。怖かったよね。ごめん」

泣きじゃくる彼女をあやそうと腕を伸ばすと、胸を押し返されて、行き場を無くした体制のままもう一度彼女を見つめた

「……オッパがきらいなこと、たくさん、した、」

JK「え？」

「今日だけじゃない、……テテくんとこういうことしたの、今まで、たくさんで、」

JK「っ！」

思わずテヒョンイヒョンに掴みかかりそうになったけど、それは彼女が俺のシャツを握ったことによって止められた

「わたし、オッパが思ってるような女の子じゃない、ですっ、……今までいろんな人とこういうことしたことあるし、いやだとおもったことも、一度もないです、」

JK「、」

「きもちくなったら、止められないし、抵抗したいともおもったことない、
それに……テテくんは、わたしのことがきっときらいだから、」

TH「え、？」