Haengbok (ページ16)

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いつも、仕事場にはAを連れて行っていて、事務所から話は通っているのか、誰1人それに触れるスタッフはいない

Aの言う “お勉強” というのも、教養とかに近いもの。
そういうものは知っていて損はないから、俺たちが仕事をしているときに同じスタジオの少し離れたところとか、別室とかでAの慕っているあっちの代表の秘書の女の人とか、その人が忙しい時は別の人が派遣される

でも今俺達はちょっとした長期休暇をもらっていて、仕事もないからAもお勉強はそっちの会社の方に行ってやってるらしいんだけど、
家にいると俺がAを占領してるからって、テヒョンイヒョンが “送り迎えは俺がついていく！” って聞かなくて、俺は他のヒョン達に宥められながらしょうがなく譲るしかなかった。

JK「……はぁ、ヒマ。」

PJ「ヤー。お前が僕を誘ってきたから一緒にゲームしてるっていうのに」

JK「本当はAがよかったんですもん」

PJ「ホビヒョォーン！！マンネが可愛くないです！！」

HS「まったく(笑)可愛い妹も困ったもんだね」

JK「だって！ヒョン達が家では一緒にいれるからって言うから承諾したのに、なんなら今テヒョンイヒョンといる時間の方が長くないですか？」

HS「お前はAが来てから今まで、彼女と一緒にいた時間が長かったでしょ？」

JK「Aだって、僕以外とは距離を置いてたじゃないですか。」

PJ「そんな事ないけど？」

JK「いまだにジミンさん呼びされてるヒョンに言われたくないです。」

PJ「お前がそうさせてたんだろ！！あーもうジョングクと話すの疲れる……」

JK「……あいたい、」

HS「重症だねぇ、(笑)」

あの可愛い顔を見てるだけでいいのになぁ。

呆れたように俺を見る2人の視線がなんだかむず痒くなって、ソファに大の字に寝転ぶ
ぐえってえずいて、ジミニヒョン汚い。

SG「……なぁ、ジョングガ。今日A、どこ行くって言ってた？」

JK「え？」

ケータイから目を離さないユンギヒョンを見て、なんだかよくわからない胸騒ぎがした