Haengbok (ページ12)

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彼女が僕らの宿舎に来て、かれこれ1週間

ユンギがカトクでああ言ったものの、最初は警戒していた4人も彼女と会話をするうちに段々とその警戒心がほぐれたらしい。

なにより、僕らでさえ、最初の印象からだいぶ雰囲気が違ったから驚いた。

「グクオッパ、朝ごはんですよ」

JK「ん～、ねむい」

「寝ながらでもいいから食べましょう？」

PJ「それって危なくない？」

「だって、オッパ何しても起きないですもん……」

あの食事の時は彼女なりに警戒していたんだろう、一緒に過ごしてみると意外と愛嬌のある女の子だった

ジョングクのアタックも幸をなし、マンネが見事に1番懐かれていて、オッパ呼びはまだジョングクにしか許していないらしい。

あともうひとつ気がついたこと

「ぁ……、」

SJ「ん？どうしたの？」

「……なんでもないです」

SJ「そっか、」

相手に気を遣いすぎて、なかなか自分の思っていることを言えないらしい。

今だってきっと、朝食に出てきた何かが苦手だったんだろうけど、言葉を押し込んで、何でもなかったかのように目の前のご飯を食べている

JK「……ん？A、トマト食べれたっけ？」

「え、やっ、オッパ、！」

SJ「苦手だったの？」

「……ごめんなさい、」

SJ「いや、いいんだけどさ。」

SG「嫌いなものを無理に食べる必要ないだろ。ちゃんと言え」

「はい、」

HS「そうだよ。ジョングギみたいに、堂々と残してもいいし」

SJ「おまっ、……はぁ、」

JK「ジニヒョン、なんです？」

SJ「なんでもないよ、」

RM「まだ、俺たちが怖い？」

「怖くないです。それは、本当です」

RM「そうか、ならいいんだけど……」

きっと、何かが原因なんだろうな。

アボニムにも言えてなかったみたいだから、きっとそのもっと前のいつかが原因。

でも、いつか治るだろうって、そんな風に思ってた。