いつめん！！ (ページ1)

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もう周知の事実だけどわたくしAはギョンスくんの言ったことは～？ぜった～い！勢である。この前四人が女の子の下着の話をしていたからギョンスくんになら見せるよ、と言ったらベッキョンに全力で説教された。解せぬ。

CH「とりあえずカラオケ行こうや」

CY「えー、俺ケーキバイキング行きたい」

BH「なんでもいいから騒ごうぜ！」

うぇーい！と騒ぐビーグルラインは相変わらずうるさい。騒々しい。小テストが終わっただけでこれだよこいつら。わたしは密かに頭を抱えた。

CY「あれ、ナマエちゃんどこ行くの？」

「あーわたし今日夜ご飯作らなきゃなんだよね」

CY「ハンバーグがいいな！」

「ふざけんなチャニョルにハンバーグ作る暇あったら花壇のお花に水あげるわ」

CH「えー、ビビンバがええなぁ」

「死にさらせジョンデにビビンバ作る暇あったらボランティア活動に勤しむわ」

BH「いや唐揚げ一択」

「アホかお前ベッキョンに唐揚げ作る暇あったら稼げるバイト探すわ」

DO「カレーライス食べたい」

「わかった！！！今日はギョンスくんのためにカレー作るね！！！」

CH「いや扱いの差おかしいやろ」

ジョンデの言うことはもっともだ。いやでもギョンスくんがカレー食べたいと言って作らないアホがどこにいる？どこにもいないだろう。だってギョンスくんだもん。みんなも分かるでしょ？ギョンスくん最近頭を丸めたのね。でもほら、可愛いでしょ？憎めないでしょ？そういうことだよ。

「今日はとりあえずカレーかな」

CY「だからさ！扱いの差！」

「…だって、カレー作るの楽じゃん」

BH「お前ギョンスがどうこうじゃなくて作るのが楽かそうじゃないかが大事なの？」

「当たり前じゃんハンバーグやらビビンバやら唐揚げに比べたらカレーなんて簡単なもんだよ」

ここまで言って気がついた。ギョンスくんがどことなく悲しそうな、寂しそうな表情をしていることに。

「まぁ！？簡単とか簡単じゃないとか関係なくカレー作りたいけどねわたしは！！！もちろんギョンスくんのために！！！」

ギョンスくんが嬉しそうに微笑んでくれたからそれでよし。終わり良ければそれでよし。