検索窓
今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:54,930 hit

ページ6



え?と思い、顔を上げると、目黒蓮の姿があった。
「え、そっちこそ、結愛と帰ったんじゃないの、?」
目黒「あぁ、アイツだけ電車に乗せて、ドアが閉まる直前に電車から降りてやった」
「、はは最低、」
目黒「お前は?」
「え、?」
目黒「何で誰もいないグラウンドでしゃがみ込んで泣いてんの?」
「、」
目黒「あぁ、なに?サッカーしたかったの?なら、付き合ってやろうか?」
「え?!ほんとに?!したいしたい!!」
ずっとそれが夢だったから興奮しちゃった。
目黒「はは!いいよいいよ。ほい」
蹴られてきたボールを止め、自分なりに思いっきり蹴り返した。
でも、
「あ、」
届かなかった。
自分が惨めに思えて、下を向いていると、ボールを拾った目黒くんが近付いてきた。
目黒「医者は?何て言ってんの?」
「完治しても、前みたいにサッカー出来ないって、」
目黒「そっか、」
「哀れ?」
目黒「でも、大好きなサッカーからはまだ離れてないんだろ?じゃあ、」
「良くないよ」
即答すると黙ってしまった。
「良くなんか、ない。私は目黒くんと会ってみたかった。一緒に練習したかった。違う学校でも対決は出来るから、せめて対戦校であって欲しくて。そしたら怪我しちゃって。マネージャーとしてサッカー部に入る事になって。そしたら目黒蓮と同じ学校で、同じクラスで、同じ部活で。悔しくて悔しくて。こんなはずじゃない。そう何度も何度も苦しんだ。今も、、サッカー、無性にやりたくなって、このザマ、」
涙を流し、吐き捨てるように言った。
目黒「俺も、」
「え、?」
目黒「俺も、AAと一緒にしたかった。教えて欲しかった。だからこの高校に入った」
「、」
私の涙腺は崩壊した。
嗚咽を上げながら泣いていると、温もりに包まれた。
目黒「絶対、全国行くから」
「、」
目黒「どんな形ででもAを全国に連れてってやる」
「目黒くん、」
目黒「だから、」
抱きしめていた腕を離し、私の目を真っ直ぐ見て言った。
目黒「これから部活終わりの練習に付き合ってくんない?」
「でも、」
目黒「あ、結愛?俺あいつと付き合ってないし、気にしなくていいよ」
「あぁ、、」
目黒「何かあったらすぐ言って」
「うん」
目黒「よし、もう泣き止んだ?」
「うん、ありがとう付き合ってくれて」
目黒「いえいえ。もう暗いし帰るぞ」
「うん」










話の途中にすみません
昨日間違えてこのお話を公開してしまって特大のネタバレをしてしまいました
本当にすみません

・→←2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:目黒蓮 , 向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まや(プロフ) - ぽんさん» ホントすみません!!教えてくださってありがとうございます!!! (2021年4月2日 11時) (レス) id: a8ecff5816 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まや | 作成日時:2021年4月2日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。