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「ねぇ、蓮」
蓮「ん?」
「さっき、康二先輩のこと、康二って呼び捨てしてたよね?」
蓮「あ、」
「しかも、さっき喧嘩してたとは思えないほどのチームプレーというか、、」
蓮「、、、」
「何か黙ってることあるの?」
蓮「実は、」
実は、康二先輩と蓮は家が近所で幼なじみらしい。だから、康二、めめって呼びあってるらしい。
それからさっきの喧嘩は全部嘘らしい。
「何で嘘の喧嘩をしたの?」
蓮「それは、、、その、」
しばらく蓮の言葉を待っていると、蓮は私の口元にある切り傷にそっと触れた。そして、その切り傷にそっと口付けをした。
傷口に口付けをすると本当はしみて痛いはずなのに、全然痛くなくて。むしろ痛みが和らいだ。
そして、その切り傷の部分から少しずらして、私の唇に優しいキスを落とした。
10秒ほどたったあと、唇から離れ、私の瞳を捉えた。
蓮「俺、ずっと、Aの事が好きだった。初めて見た時に少し気になって、話すきっかけが欲しくて個人練に付き合ってもらったりした。そしたら話して行くつれにどんどん好きになってった」
「蓮、」
蓮「だから、その、、振り向いて欲しくて、康二に手伝ってもらった」
「それが今回の喧嘩?」
蓮「うん、」
「、、そんなの必要ないのに、」
蓮「え、?」
「私も、ずっと好きだった。好きだから距離を置いたりした。けど、今思ったらそれは正解だったのか間違いだったのか分かんない、」
蓮「A、俺と付き合ってください」
私の目をまっすぐ見てそう言った。
私の答えはもちろん
「はい、お願いします、」
そしてもう一度、私たちはキスをした。
お互い涙を流していたから、しょっぱいキスだった。

康二「はいはいストップそこまでー!」
蓮「んだよ、邪魔すんじゃねぇよ」
康二「はい、水買ってきたで」
「ありがとうございます」
蓮「康二はAが俺の事好きだったって事知ってたのかよ」
康二「うん。知ってた。だから、ホンマにコイツらあほやなぁって思ってたはははー!」
蓮「だるっ、」
康二「あれ?あれれ?せっかく協力してあげたのにそれは無いんちゃう?」
蓮「はいはいありがとうございます」
康二「何やそれ!腹立つわ〜」
「康二先輩、ありがとうございました」
康二「ええよ!やっぱAちゃんは可愛げがあるからええな!隣の男よりよっぽどええわ!」
蓮「うるせぇ」
「ちなみに、私が立ち去ったあとどんな話してたんですか?」
康二「え?知りたい?」
「はい、!」

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設定タグ:目黒蓮 , 向井康二 , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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まや(プロフ) - ぽんさん» ホントすみません!!教えてくださってありがとうございます!!! (2021年4月2日 11時) (レス) id: a8ecff5816 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作成日時:2021年4月2日 11時

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