初恋 (ページ11)

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そうなったら私は蓮に会いたくてたまらなくなり、急いで病院に行った。
病室の前。
"目黒蓮"の文字。
ドアを開けようとすると、中から話し声が聞こえた。
蓮『何の用』
結愛『お見舞いに、』
蓮『俺たち付き合ってな、』
結愛『好きなの！大好きなの、、蓮が、』
蓮『で？』
結愛『付き合って』
蓮『無理』
結愛『Aの代わりでもいい！』
蓮『は？何でAが出てくんだよ。ていうか無理に決まってんだろ。アイツの代わりはいない。特にお前にアイツの代わりなんて無理に決まってんだろ』
結愛『、』
蓮『泣いたら折れてくれるとでも思ったか？俺もう全部知ってんだよ。Aに怪我させてたんだろ？そんな奴と誰が付き合うか』
結愛『、、！』
あ、やばい、結愛がこっちに来る
そう思ってたらドアが開いて。
結愛「、！何で、、何であんたなんか、！」
叩かれる
そう思って、目をつぶった瞬間、温もりに包まれ、後ろに倒れた。
結愛「もう、、いい、！」
「う、、蓮、、」
蓮「大丈夫、？」
「そっちこそ、、無理に動いてしんどくない？」
蓮「大丈夫。今吹っ飛んだから」
「、、ごめん、」
蓮「ふは、何で謝んの、」
「だって、」
蓮「謝んのはこっちの方。気付いてやれなくてごめん、」
「ううん、、、会いたかったっ、」
思いっきり蓮を抱きしめた。
今まで我慢してた分を消化するかのように。
それに蓮は応えてくれ、抱きしめ返してくれた。
蓮「おかえり。俺も、、会いたかった、」
「ただいま、蓮、」

私たちは仲直りし、元の仲に戻った。