私の恋

新しい友達 ページ16

それから月日が経って、6月下旬に入り、そろそろ夏休みが来ると皆がワクワクする時期になった。

私達の仲はと言うと、ビックリするくらい仲良くなった。

「あ゛ぁぁぁぁぁぁ今日も暑いねぇ！！！」
「毎回思うけど暑いのに何で屋上で食べてんの？日陰くらいちょうだいよ」
「いいじゃんいいじゃん！これが青春さ(イケボ？)」
「あのさ、いちいちキモボ出さなくていいから」
「キモボってなんだよ」
「キモキモボイス」
「誰がキモキモボイスだよ。イケボだろ。どう聞いたってイケイケボイスだろ。」
「あ゛つ゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！」
「無視すんなァ！！！！」
「あのさ、気付いてる？」
「何に」
「暑いのに真っ昼間から屋上でご飯食べるアンタに呆れた皆はとうとう来なくなったよ？」
「アハハハハハ！！」
「あはは！気付いてる？私もアンタほっといて皆と食べよって思ってたけどアンタが可哀想すぎてさ」
「ほっとけなかったって？アハハハ！」
「うん。はは！もうさ、皆と食べようよ。教室にいるよ？」
「いいじゃん！Aと2人きりでさ。仲良くしようぜ」
「うるさいなぁハハハもう！しゃーない！今日だけ付き合ってあげるよ！でも、明日からは教室ね？」
「えーなんでー？」
「あのさ、私にも体力の限界があるんだよ？」
「あ、そっか。ごめんごめん。今すぐ戻ろ」
「え、ハハハ戻ってくれるの？」
「当たり前だろ。お前の体力大事。倒れたら俺泣くから」
「そん時はおんぶして帰ってね」
「いやまぁそれくらいはするよ」


っていうのが今日の会話。
ビックリした？
私もたまにビックリしてる


でもね、
ふっかと仲良くしすぎて私クラスで余計浮いちゃってさ。
ふっか達にはもう慣れたけど、人間不信の性格は治せなくてさ、。
なかなか話しかけられないし、
何よりもさ、ふっかってまぁまぁモテんのよ
だからさ、、
結構女子から嫌がらせ受けてる、
楽しい時もあるけどね、


でもね！この前話しかけられたの！
怪しいとか思うでしょ？
それがね、すっごくいい子でさ！

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