六 ページ6
書類が終わりハッと時間を見ると12時10分だった
休憩をしていたはずの鬱はいつの間にか居なくなっておりAは遅れるなというトントンの言葉を思い出し足早に医務室を出ていった
食堂の大きな扉を開けると昨日と同じように兵士からの視線が集まる
1歩前に足を踏み出すとロボロが全力で駆け寄ってきて綺麗な土下座をして来る
「Aさん、、昨日はホンマにすいませんでしたぁああ！！ほんまに！なにも見てへんから！！ほんまに！！」
兵士たちは不思議そうな顔でこっちを見ており幹部たちはニヤニヤとロボロとAを見ている
「全然大丈夫ですから。」
そう言って席に着くAとロボロは幹部からの質問攻めにあった
「昨日なにがあったんですかあ？？」
「ロボロAさんの裸みたってほんま？」
「あの童貞のロボロが。ふーん、、」
様々な幹部の言葉にロボロは昨日のように赤面し出す
その光景を食事をしながら見つめるA
「ロボロ！？Aちゃんの裸みたん！？！？」
鬱が大声でそう言うとロボロが言い返す
「俺は見てへんわ！！！！」
その俺"は"という言葉に反応する幹部たち
「俺は？」
「てことはこいつは見たんか。ロボロの裸」
ニヤニヤとAを見つめる幹部
またも赤面するロボロ
人のこういう所を見ると少し弄ってやりたくなるのが人間の性のようでAは反論しつつも言う
「軍医なので裸なんて見慣れています。なので安心してください。
ですがロボロさん、大きかったですね、、。」
真顔で言うAの言葉にロボロは鼻血を出して気絶
コネシマ、ゾム、シャオロンは大爆笑
童貞組は顔を真っ赤にし硬直
その他は驚いて言葉を失ったりむせたりしている
兵士達もこのAの言葉には驚きを隠せないようで食堂がカオス状態になっていたのは言うまでもないだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 762人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒメリ - めちゃくちゃ泣きました、ゔぅぅぅ声を荒げて泣きたいぃぃ (11月10日 0時) (
レス) @page50 id: 15632a9ca1 (このIDを非表示/違反報告)
白米の無い弁当 - ぁぁ…こんな神作品こりゃ泣くわ……グズｯ泣く時声出さへんけど声出ちまった………ゔわぁぁぁぁぁん… (2023年5月7日 20時) (レス) @page50 id: b86b104ca2 (このIDを非表示/違反報告)
りと - ああもう、泣かせますねぇ…。苦しいけど、前を向いて生きていく姿に更に泣かされました。気の利いた言い回しは出来ませんが、本当に素晴らしい作品だということだけ、伝えさせていただきます。お疲れ様でした。 (2023年5月5日 19時) (レス) @page50 id: 3c068a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
うぬっぴ - 泣きました。泣いてる時に、テレビからちょうどよく、悲しい感じの歌が流れてきて…。壁に頭を打ち付けながら、『泣けるハッピーエンド』と言いながら泣いてました。最高の作品です！読んでて楽しかったです！ (2023年1月2日 20時) (レス) @page50 id: 07186dcafa (このIDを非表示/違反報告)
サラミ - めちゃくちゃ泣きました。本当に素晴らしい作品をありがとうございます。ちょっと布団取ってきますね。バスタオルだと足りなくて･･･() (2022年9月20日 21時) (レス) @page50 id: 82adb6822c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨宮 | 作成日時：2022年8月5日 18時
