10話 ページ10
前日の楽しい休日も終わり目が覚めると魔の月曜日が始まっている
いつも起きる時間に起きれずに朝食を食べる暇もなく会社へ出勤する
自分の机につき、書類をまとめていると部長から招集がかかる
「えー、皆おはよう。実は今日新しい子が入ってきてくれてね」
その言葉に皆は察した顔をする
また、ここがブラック企業だと知らずに入ってきた哀れな子か…
新人が自己紹介をする
「はじめまして！
「んー、じゃあAくん。教育係頼んだよ」
「…はっ！？」
「なんだ。文句があるのか？」
「……いえ」
突然教育係に指名され社内の案内を任される
「では、各自仕事に戻るように」
クソ上司のその言葉で各々持ち場に戻る
「はぁ…、じゃあ智井くん。社内の案内していくね」
「はい！お願いします！！あの…」
「ああ、餅原Aです。よろしくね」
お願いします！元気に返事をしてAの名前をメモする智井
「えーっと、じゃあ人の紹介からしていくね
ゆっくり言っていくから分かんない人いたら聞き直してね
んっと、右から田中さん、渡辺さん、鈴木さん…」
他己紹介が終わるといよいよ社内の案内をしていく
歩いている途中でふと気になったことを言う
「智井くんは、なんでこの職場に来たの？」
「実は、前回の職場が倒産して！面接受けたら1発で受かったのでここにしました！」
笑顔でえぐい事をいう智井
だが、Aには分かる。智井の笑顔が営業スマイルであることが。なぜなら仲間だからだ
互いに営業スマイルを顔面に貼り付けてニコニコしながら話している
傍から見ると、とても気持ち悪いだろう
「そっか、智井くん。悪いことは言わないから出来ればこの職場すぐ辞めた方がいいよ」
一応、辞めることを勧めておく
「なんでですか？」
「なんでって…超ブラック企業だから。労働基準法ぶっ壊れ会社なんだよ」
その言葉に智井はピクリと止まる
「どうしたの？」
"労働基準法ぶっ壊れ会社"そんな事言うのは智井が知っている中で一人しかいない。
実況者餅田、ただ1人だ。それとも餅田のリスナーか
だが、やけにハスキーボイスで餅田に似ている
「餅原さん！」
「おう、どうした智井くん」
「あのぉ、実況者とか見ます？」
その質問にAは足を止める
「な、なんで？どうしたの？」
「なんか、餅原さんの声ゲーム実況者の餅田さんに似てるなって！」
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外套 - めっっちゃ好きです！主人公ちゃんの会社がホワイトになって良かった…と安心しながら読んでいました！新作も楽しみです！ (12月7日 15時) (
レス) @page26 id: ca88419c94 (このIDを非表示/違反報告)
まろん - 更新あざます！生存確認できて良かったです(笑)更新停止の件了解です。新作楽しみに待ってます！ (2022年10月9日 22時) (レス) @page26 id: 691310b83c (このIDを非表示/違反報告)
無名さん - 雨宮さん» 快く承諾していただき感謝します！ありがとうございます！ (2022年8月30日 3時) (レス) id: 2e8045659d (このIDを非表示/違反報告)
雨宮(プロフ) - 無名さんさん» いつも読んで頂いてありがとうございます。本当ですか！？とても嬉しいです、紹介して頂けるなら是非お願いします〜！🙇♀️ (2022年8月28日 13時) (レス) id: cd36dc213c (このIDを非表示/違反報告)
無名さん - こちらの作品大好きなので僕が好きな作品を紹介しているところに紹介してもよろしいでしょうか？（紹介するときは作者様のお名前と作品名を載せさせていただきます） (2022年8月28日 6時) (レス) @page25 id: 2e8045659d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨宮 | 作成日時：2022年8月11日 9時
