【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

鮭大根、冨岡さんに作って貰う予定 ページ6

落ち着け、落ち着けA

頑張れる私ならできる

私は凄い奴なんだから

深い呼吸を繰り返す

猗窩座は興味深そうに私を眺めている

猗窩座「次はどんな技を見せてくれるんだ？」

ニタニタした笑顔で、

私を見世物だと思っているのだろうか

『わたしは、見世物じゃ、ない』

声が震える

駄目だ

無理だ

陸ノ型が最も攻撃力が高いのに他にどうしろと言うんだ？

フゥフゥと呼吸が再び荒れてくる

猗窩座「見世物にもならない、やはり弱者は愚図だ」

猗窩座の言葉は私の心を深く抉る

猗窩座「そこの赤髪の男も駄目だったな、剣術だけで闘いを挑むなど愚の骨頂」

鼻で笑い目を細め

奥にいる角海老くんを舐めるように見つめる

こうしている間にも彼の命の灯火は確実に弱くなっている

今、彼の命を救えるのは私だけだ

私にしか出来ないことを頑張ろう

『決めた！！帰ったら！冨岡さんに！！鮭大根を！！！！作って貰う！！！！！』

高らかに宣言し目の前の敵を睨めつける

『お前を倒して！私は帰るんだ！！』

コイツを倒して角海老くんを連れて帰ったら推しの手料理が食べれる

なんというご褒美

むしろおつりが来るくらいだ

猗窩座「やってみろ」

猗窩座はそれはそれは嬉しそうに笑ったのだった

一発勝負→←陸ノ型は苦手なんですが

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