【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

馬と鹿 ページ39

『んお？誰？』

？「俺か！俺はヨリヨシだ！」

『ヨリヨシ？どういう字を書くんだよ』

ヨリヨシ「知らん！」

なんだこの馬鹿

Aさんびっくりぽん

『えーと、ヨリヨシ..あ、カンペ』

なるほど階喜と書くのか

『この罠は階喜が仕掛けたの？』

階喜「そうだ！！引っ掛かるなんて馬鹿だな！」

『えぇ、なんでだよ』

階喜「貴様のような鬼から仲間を守るためだ！」

『私鬼じゃないです』

階喜「嘘つけ！」

なんだよこの階喜、ただの階喜か

『見てほら私角生えてないし、爪も長くない』

階喜「そんなこと言って近付いたら食べるんだろ！」

こりゃだめだ

『ふんっ』

力んでグッと腕を引っ張ると悲痛な音がして鎖が千切れた

そう、鎖が千切れた

出来ちゃった(⌒ ͜ ⌒)

階喜「な！！？？」

戸惑ってる階喜に近づき顔も近付ける

『ほら見て！？牙もないでしょ！？』

階喜「ぉおう、分かった！分かった！！」

真っ赤になってる階喜が可哀想になって離れた

『この扉の向こうに人がいるの？』

階喜「あ、あぁ。俺の家族もいる」

『なんで開かないの？』

階喜「俺が入る前に鬼が来てな、中から閉まった」

『逃げれた？』

階喜「勿論だ！」

凄いな、自分だけ閉め出されたのに

メンタル鋼かよ

『凄いね』

階喜「おっ、男として！当然の事だ！！」

『それじゃ開けましょうかね』

階喜「！？俺でも開けれなかったんだぞ！？」

さっきの鎖を思い出しなさいよ馬鹿

残骸が扉の下に転がってるじゃないの

ドアノブをグッと握り力を込める

『せーの』

押しながら右に捻る

ｶﾞｷﾝｯﾊﾞｷｬｯﾒｷﾒｷﾒｷﾒｷﾒｸﾞｼｬｯ

階喜「あ、開いた.....！？」

開いた

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