【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

逃走中 ページ2

あの後アオイちゃんの制止を振り切って夕ごはんを食べながら逃げだした

ちゃんと日輪刀も持って

隊服も着ている

私は、まぁ、善逸に求婚されるくらいは可愛いはずなので

破廉恥な隊服を着て、薙刀を振り回しながらおにぎりを頬張りながらとてつもなく早く走る美少女状態である

カオスすぎる

当然ながら町へ行けば注目の的で間違いなし

というわけで屋根伝いに走ります



トンットンッ

なるべく足音をたてないように屋根の上を飛び進む

次の目的地は南東の海だ

なんか異能の鬼が暴れ回ってるらしい

海っていうくらいだから海に潜ったりするのかな


実の所私は泳げない

ガチの金槌だ

参ったな…



？「やぁA！久しぶりだね！」

『？…あっ！角海老くん！！』

そう覚えているだろうか

彼こそ私のたった一人の同期、角海老くんである

最終選別終了後

呼吸が使えないから剣術のみで乗り切った

と、話していたあの角海老くんである

ちなみにすんごいイケメンだ

なんか錆兎の色違いみたいな人だな

っていうのが第一印象ってくらいにイケメンだ


角海老「任務頑張ろうね」

『まっ、まさか！！』

角海老「そう！合同任務だよ」


神様かと思った(A談)


とりあえず角海老くんと走る

剣術が得意なだけあって着いていくのに精一杯だ

走りに自信はあった方なんだけどなー

もっと鍛錬しなくては…

蛸の鬼→←なんなの？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す