【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

しのぶさん、はわわ ページ9

それから程なくして隠の方が迎えに来てくれた

『ありがとう』

痛む喉を誤魔化し礼を言う

隠「お気になさらないでください」

どうやら若い女らしく程よい声音ですぐに眠くなった



胡蝶「おはようございます」

起きたら目の前にしのぶさんの顔面があった

『お、おはっゲホッゴホッ！』

胡蝶「無理して喋らないでください、咽頭が痛んでいます」

喉が裂けそうな痛みにコクコクと頷いた

いんとうってなんだ


胡蝶「とりあえず身体中の損傷が酷いので最低でも1ヶ月は任務に行けません」

なんと、1ヶ月も

その1ヶ月間何をしろと言うのだ

胡蝶「Aさんは、上弦と接触されたんですよね」

頷く

胡蝶「お館様が記憶が新鮮なうちに紙に起こしてほしいと」

なるほど

胡蝶「ここに五十音を記したので指差して頂けますか」

わかりました、そういう意味を込めて頷いた



胡蝶「なるほど、Aさんが接触したのは上弦の参の猗窩座、という鬼なんですね」

胡蝶「猗窩座は破壊殺という攻撃力が上がる血気術の持ち主だと考えられるんですね」

胡蝶「紅梅色の髪に青年くらいの年齢、藍色の線のような紋様が全身にあったと」

指先の痛みを堪え、五十音が書かれた紙をゆっくり指さしていく

長い時間をかけて情報を伝え終えた

胡蝶「わかりました、この情報を隊全体に回しておきます」

あとはゆっくりお休み下さい

そう言い残し、しのぶさんは行ってしまった

癒されにきたよ→←上弦こっわ！！

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