【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！其の弐

もぉ〜〜〜〜 ページ29

『ただいま〜』

ガラガラと引き戸を開け高らかに宣言する

途端に騒々しくなる蝶屋敷

炭治郎「A！」

善逸「Aちゃん！！大丈夫！？！」

伊之助「天ぷら食え！！」

いつも通りすぎるかまぼこ組に癒される

はわわわ



その後、伊之助から受け取った天ぷらを食べながら報告した

『…ってなわけで憩柱になりました〜』

いえーい、とダブルピースを決める


かまぼこ組からの反応はない

やっべぇキモすぎたか？


恐る恐る顔を上げると



全員放心状態だった

かまぼこ組だけじゃなくシーツ交換をしていたアオイちゃん

心配で覗いていたであろう村田さん

てか、部屋中の隊士たちが

私を凝視している


『えっとぉ、そんなに、見つめられたら…照れます』

ふざけようにも恥ずかしいぞ！！

恥ずかしいんだ！！！


炭治郎「Aは、柱になった、のか？」

『あ、はい。柱です』

善逸「ほほほほほほほほほほほほほんとに？」

大丈夫かな、善逸

笑い声みたいになってるけど

『はい、ほんとです』

伊之助「よくわかんねぇけどお前強くなったな！」

うん、いつも通り、すき


その夜は盛大に昇進祝のパーティが開かれた

私の事を歓迎してくれている

煉獄さん、不死川さん、甘露寺さん、冨岡さん、しのぶさんはすごく喜んでくれた

伊黒さんと悲鳴嶼さん、宇髄さん、時透さんは来てくれなかった

やっぱこんなやつ柱になったら不快だよなぁ



まぁ頑張るしかないし？？？

生き残るために頑張りますよ



『皆さんありがとうございます！！！！』


精一杯の気持ちを込めてお礼を言った

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