【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！

鬼の首ってこんな脆い？ ページ8

その日からまさに地獄の日々だった

お前はもう基礎体力十分ついてるから、と

いきなり戦地に送り込まれた

分かっている情報は

・鬼は首を切るか陽の光を浴びないと死なない
・首を切る刀は日輪刀以外効果なし
・この刀は日輪刀

だけ

は？

あいつの首ぶった切ってやろうか


ボスへの殺意もそこそこに目の前の敵を睨む

ここは藤襲山とは違う所らしい

日輪刀の原材料・猩々緋砂鉄があたり一帯に埋め込まれていて鬼は外に出られないそうだ

綽鉄山というらしい

標高はそこまで高くなくて息苦しくない

ただ湿度が高くて汗がやばい

詰襟のシャツがじっとりと張り付く

はやくもダウンしそうだ

すると

鬼1「ギャハハハハハ女だ！女だァ！！」

体のあちこちがデロデロになった鬼が襲ってきた

何回も出ようとしたんだろう

可哀想に

『すぐ楽にしてあげるから』

『壱ノ型・三陽』

三陽は最も痛みが少ない技だ

これが1番得意だったりする

首を切られたことに気づいても痛みだけは感じない

刀身がぽかぽかと暖かく鬼達が嫌いな陽の光なのにみな穏やかな表情でボロボロと消えていく

『安らかに眠ってください』

日輪刀は骨も残らないから埋葬もできないけど

手を合わせるくらいは




そうこうしているうちに期間だった1ヶ月が過ぎた

あの後も勿論鬼達は襲ってきた




『弐ノ型・踏青』

『参ノ型・鶯乱啼』

『肆ノ型・槐夏』




鬼はみんな弱かった

伍ノ型まで必要なかった

まだ習ってないけど

彼らはきっと1人も人を食べていないと思う

そんな気配はしなかった

鬼の体が崩れる前、体に触れてみたけど

ただ食欲という食欲が渦巻いているだけで“人を食った”気配はしなかった

綽鉄山の入口で待っているとボスの使いが迎えに来た

使い「ご無事でなによりです」

『どうも』

特に会話をすることもなく那田蜘蛛山へ帰った

憩の呼吸の伍ノ型って→←新婚さんいらっしゃいにでれるかもしれない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す