【鬼滅の刃】憩の呼吸とか以前に私ここの世界線の人間じゃないので！

クソメガネ ページ22

そうして登鉄さんとの仲も上々

刀のお礼を言い、部屋にしまった

さて、そろそろかな
隠「Aさん、隊服が届きました」

『今行きます』

そうついに隊服だ

原作によるとあのメガネは男女見境なく際どい隊服を提供するらしい

なので私は前もって鎹鴉に伝言を頼んでおいた

＿

＿＿

『メガネさん1つ忠告をします』

『もしも私に際どい隊服なんて渡したりしたら』

『胡蝶さんに言いつけますよ』

＿＿

＿


これが伝言の内容

流石に甘露寺さんみたいな隊服を着るのは気が引ける

それに私はヒンヌー教だ

御容赦願う




『あんの…クソメガネ…！！！！！！』

なんということだ

再三忠告したというのに余程命が惜しくないのか？

ダァン！！！と襖を開け待機していたメガネの胸ぐらを掴んだ

『どういう了見ですかコラ』

メガネ「ぜんっぜん際どくないですよ！？」

『どこがだメガネかち割るぞオラ』

メガネ「いやいやいやいや譲歩した方ですって！」

『ハアアァァン？？？？』

さすがに命の危機を感じたのかメガネはその場に土下座をかました

メガネ「すみませんでしたァァ！でもですよ！！Aさんにはこの隊服が似合うと思ったんです！」

『……』

メガネ「Aさんのその美貌を無駄遣いしてはいけません！！！なにとぞ！なにとぞ！！！！」

『ハァァァァァァ』

メガネ「アッ良い！その目！」

変態は踏みつけておいた

どうしようか

私が着ている隊服は

上は詰襟の学ランのようなものだがサイズが2つは上だ

詰襟が口元まで来て伊黒さんみたいになっている

しかも袖がブカブカ過ぎて指先から袖までが10センチまである

まぁこれは良いとしよう

問題は下だ

私は今人生で初めて短パンを履いている

なにこれ？すんごい恥ずかしいよ

太ももの付け根から10センチくらい下までしかない短パンに長ーいブーツを履いている状態だ

ちなみにこの長いブーツが落ちないようにガーターベルトらしきものも装着している

ブーツは紐リボンで編み込まれていてヒールがないから動きやすいっちゃ動きやすい

全体的に黒と白でまとめられていてオレオみたいな色合いだ

スカートでないだけマシだがこれはこれで屈辱的だな

隊服を作り直すのは時間がかかるだろうし

なによりこの服を作ってくださった隠の方に申し訳ない

メガネの思惑通りに進むのは癪だが諦めよう

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