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「ただいま」


『おかえり』









もうすぐご飯が出来上がるっていうタイミングで
壱馬が帰って来た


壱馬はまず部屋に直行。
ラフな服に着替えてから私のところに来る。
これがもうお決まりの流れ。









「A」


『んふ、どうしたの?』


「…充電、」









キッチンに入って来た壱馬は
後ろからお腹に手を回し首元に顔を埋めた

スゥーッと深く息を吸い込んで…









「あぁ…、いい匂い」


『え、?笑』


「Aの匂い…唆る」


『は、えちょっ、何言ってんの!』









グッと籠った腕の中から抜け出そうとしても
いとも簡単にまた引き戻される


この低くてゆっくり話す声のトーン…
やばい、逃げなきゃやばい。









『ご、ご飯もう出来るから座って?』


「…なぁ、駄目?」


『だーめ、ご飯食べるよ?』


「…じゃあ食ったらする。」









え、もう決定なの?…
断言した当の本人はもうリビング。

さっきの顔とは違って何故かニコニコ。



そんな壱馬は1つの異変に気付いたようで…









「このお皿買ったの?」



『園長がプレゼントしてくれたの』



「え、だって式の時も…」



『私もそう言ったんだけど、旦那様と使ってって』



「そっか、有難いな。大事に使わせて貰おう」



『うん。割らないように気を付けなきゃ』



「心配だったら俺出し入れしよか?」









あまり使わない大事にしてるお皿は
少し高い位置に収納してるのを知ってる壱馬は
いつもお皿を出すのを手伝ってくれる



たまにやらかす私より壱馬の方が断然安心。笑









『お願いします』


「あいよ」









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kkm1997(プロフ) - また読めて嬉しいです。少しずつ更新してくださいね。 (2022年2月15日 21時) (レス) id: 7f4f373820 (このIDを非表示/違反報告)
しん - 更新停止にする理由があるからそうしてると思うし読み返したりしてウチは気長に待ってまーす! (2021年3月17日 1時) (レス) id: 610529b174 (このIDを非表示/違反報告)
kkm1997(プロフ) - もういい加減続きが読みたいんですが…いつになったら読めますか? (2021年3月2日 8時) (レス) id: f6e0d34ad5 (このIDを非表示/違反報告)
kkm1997(プロフ) - こんばんは、作品読ませて貰ってますが、いったいいつになったら続きが読めますか?掛け持ち作品もですが、 (2021年2月18日 18時) (レス) id: f6e0d34ad5 (このIDを非表示/違反報告)
kkm1997(プロフ) - こんにちは、作品読ませてもらってますが、更新停止とあって、ショックです。早く続きが読みたいです。身体に気を付けて、また再開楽しみにしてます。 (2020年12月9日 16時) (レス) id: f6e0d34ad5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MIWA x他1人 | 作成日時:2020年7月3日 12時

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