川村カップル 2【川村壱馬】

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- Kazuma Side -









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ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ









夕方17時頃




この時期の17時はもう暗い


2人で迎えに行くか？って話してた時、

北人の携帯が鳴った









「もしも……え、」









電話に出た北人の目が俺に向けられた


…良くない顔してる

2人に何かあったのか？




直ぐに出られるように上着を着ながら玄関に向かう









「壱馬っ

Aと連絡が取れないらしい」




「…は？一緒に居たんだろ？」









連絡が取れないって…


こんなに不安に駆られるのは2回目だ









眉間に深い皺が刻まれた北人と


2人が最後にはぐれた場所に向かった









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携帯を見れない状況って事だよな…





トイレに行った後、目の前のお店で待ち合わせしてたものの

いつまでもAが来なかったらしい


ものの10分程度の間に何があったんだよ…









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「壱馬！あそこ！！」




「…っ!!」









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