川村カップル 2【川村壱馬】

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- Kazuma side -









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Aの家に行ってみるか…？




いやでもこの時間なら親父さん達居るよな？









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「ﾁｯ…」









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ココ最近の時より見せる辛そうなAの顔が


ただの寝落ちだとは思い込めなくて…





掛け直すって言ってくれた北人からの電話も待てないほど

落ち着きを失ってた





ごちゃごちゃ考えてもしょーがねぇ…


家の鍵を持って玄関に向かおうとしたその時…









ピンポーン…









・









「…は？誰だよ、」









・









一瞬、Aかもって思ったけどその期待はあっさり崩された









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・









「壱馬！」




「お前かよ！っざけんな…」




「えっ！？なに？何かあった？」









・









キョトン顔の青山陸だった



よりによって何でこんな時にこいつが来るんだよ









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「ちょちょちょ！どこ行くの？」




「Aのとこだよ！」




「え、この時間に！？」




「お前もこの時間に人ん家来てんだろ！

つか、マジで急いでんだよ」




「何、どうしたの？」




「るせえな！どけよ！！」




「壱馬っ！！」




「っ、」









・









俺を黙らせたのは普段フワフワ笑ってるこいつの怒鳴り声



肩を掴まれて、落ち着け と宥められた









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