川村カップル 【川村壱馬】

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- 現在 -









「…！おい！」


『あっ、どうしたの？』


「どうしたじゃねぇよ、

ずっと俺の事しかとしやがって

…覚えとけよ」


『ごめんね？

でも…っ』









付き合った頃の事思い出してた


なんて恥ずかしくて言えないよ…//









「でもなに？ん？」









わざと顔を近付けてくる壱馬









『壱馬？ここ、教室…だよ？』


「だから？」


『だ、だから、んっ！』









みんな居るのに平気でキスしてくる









『ちょっ、んっー』


「ん？もっと？」









話そうとする私を遮って何度も落ちてくるキス









『もう！』


「それくらいにしてあげなよ」









私が怒ると

北ちゃんも壱馬に言ってくれた


美沙は微笑んでこっちを見てるだけ






もう！止めてよ！









・









・









「んだよ、せっかく見せつけてたのに」


『え？』


「こいつらに」









顎でクラスのみんなを指した









『なんで？』


「は？俺のだって分からせるために決まってんだろ？」









「もうみんな知ってるってー」









美沙の言葉に

ニヤッとした壱馬は









「目に焼き付けさせんだよ」









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