検索窓
今日:22 hit、昨日:7 hit、合計:27,860 hit

ページ7

祐基side









ー現在ー









祐(佑亮は優しくて、元気でおおらかでいい子だ。だけど、今はそれだけじゃダメなんだよ。人間は他人をランク付けしたがる生き物なんだから)









祐基は唇を強く噛んで、手の平に爪を食い込ませた。









自分の部屋のドアを開けると、晃一がベッドに腰をかけて、祐基のアルバムを見ていた。









祐「あ………晃一」







祐(そうだ。晃一が遊びに来てたんだっけ)








祐基は晃一が見ているアルバムをのぞき込んだ。






そこには、祐基と佑亮が並んでピースサインをしている写真が挟まっていた。









その写真を見て、晃一が微笑する。









晃「祐基と佑亮の小学生の頃の写真やな。仲が良さそうや。」







祐「………昔の写真だよ。今は晃一達といる方が楽しいし」








晃「そうやな。四人でいると、女の子の視線も集まるし、ちやほやされるのは気持ちいいもんな」







祐「悪いことじゃないでしょ」









祐基は自分に言い聞かせるように言った。







祐「誰だって、人気があるグループに入りたいよ。みんな優しくしてくれるし、いじめられることも無い」









晃「佑亮みたいに?」









その言葉に、祐基の表情がこわばった。









祐「………しょうがないよ。人間は他人をランク付けしたがる生き物だし」







晃「佑亮は最低ランクって事やな」









祐「………もぅ、佑亮の話はいいよ。それより、ご飯食べてく?お母さんが何か作ってくれると思うから」









晃「ううん。もう帰るで」









晃一はアルバムをベッドの上に置いて、立ち上がった。









晃「祐基………明日が楽しみやな」




祐「明日って?」






晃「…………」





晃一は祐基の質問を無視して部屋から出て言った。









祐「明日って…………佑亮の事か」









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





変な切り方ですみません!(´xωx`)

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:超特急 , ホラー , 学園系   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

risa(プロフ) - 優花さん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年3月17日 13時) (レス) id: c52a3971f8 (このIDを非表示/違反報告)
優花 - 更新楽しみにしてます! (2018年3月14日 19時) (レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)
rias(プロフ) - 円藤 マメさん» そうですか!では、参考にした小説の名前を書きます。本当にすみませんでした…。ご報告ありがとうございます! (2018年3月7日 21時) (レス) id: c52a3971f8 (このIDを非表示/違反報告)
円藤 マメ(プロフ) - 話のタイトル、ましてや内容までほぼ同じにするならその"参考にした(基にした)"小説の名前も出すべきではないでしょうか…… (2018年3月7日 21時) (レス) id: 3241387696 (このIDを非表示/違反報告)
s - 祐基と佑亮の回想シーンが泣けました。 (2018年3月6日 19時) (レス) id: 06d5480a49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱちゅ | 作成日時:2018年3月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。