もっと！つば九郎といっしょ

あ こ が れ ページ6

｢そういえばさ、｣

｢ん？｣




ベンチ前でストレッチしているてっぱちくんと話していると、とある話を思い出した。




｢私の友達のお姉さんの息子くんがね、てっぱちくんみたいになりたいって言ってたよ｣

｢へぇ、そうなん。嬉しいなぁ｣

｢てっぱちくんは、小さい頃 目指してた選手とかいたの？｣

｢俺？俺は、どの選手も憧れやったからなぁ…そういうAはどうなん？｣




どうしよう…

言おうかな？言わないでおこうかな？




｢…言わない｣

｢なんでやねん！｣

｢(なになに〜？つばくろうもまぜて〜)｣

｢俺も〜｣




するとそこに、つば九郎と青木さんがやってきた。




｢Aの憧れやった人、教えてくれないんです｣

｢へぇ〜俺も気になる！｣

｢(なんでおしえてくれないの？)｣

｢なんでもなの！｣




何がなんでも教えられない…

言えない…恥ずかしい…




｢じゃあ、ヒント！｣

｢ヒントは、外野手｣

｢(がいやしゅ)｣

｢Aちゃん、もうちょっと！｣

｢…メジャーリーガー｣

｢え？｣

｢最近までメジャーにいました！
…もう！失礼します！｣






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((え、Aの憧れの選手ってまさか…))

((まさかのまさか))

((お、お、落ち着け…俺…))

((あぁ…恥ずかしい！！))




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豆胡麻胡椒 さんより リクエストいただきました！


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