もっと！つば九郎といっしょ

き ん ち ょ う の お ち ゃ か い ページ43

｢メジャー、ね｣

｢Aメジャーでプレーするん？｣

｢…なんでそうなるの？｣

｢え？｣





とんちんかんなことを言ってきたのは、我らがてっぱち…山田哲人だ。


遥輝からあのことを言われてから数日がたった。





｢そういえば、お前の幼馴染みメジャー表明したらしいやん｣

｢いやタイムリーやな｣

｢え？｣





…ここまで来ると怖いよね。心の中読まれた？

ほれ、と画面を見せられると画面には遥輝の記事。





｢いや、分かってるよ｣

｢なんでそんな浮かない顔してるん？せっかくお茶してるのに｣

｢ごめんね｣





そう。今日なんでてっぱちと一緒にいるかと言うと、いきなりURLが送られてきて一言｢ここに来い｣とだけ打たれたら いんが送られてきた。

なんで呼ばれたのかは分からないけど。





｢で、どうしたの？｣

｢…お前メジャー行かへんよな？｣

｢だからプレーはしないよ｣

｢冗談やん、ガチで行かへんよな？ってこと｣

｢行かないよ｣

｢ほんま？｣

｢…｣





はぁぁと長いため息をついてテーブルへ項垂れるてっぱち。

やっぱり彼に嘘はつけない。ついても見破られる。


結局、1から10まで全部話した。



話し終わったあとも、長いため息をついた。

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