他の男の匂いを付けてやる【長男】

拾壱 ページ12

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______ 放課後



朝 、急にハグされたり何か今日は幸せな日かも

なんて

炭治郎と会えた日はオールハッピーだから毎日ハッピー





｢ ... 何？ニヤニヤして 、 ｣





同じくニヤニヤとしながら聞いてくる炭治郎




『 炭治郎と久しぶりに放課後デートだなぁって！ 』


｢ ははっ 、うんそうだね ｣




そんなにはしゃぐと危ないよって手を繋いで 、道路側を歩いてくれた

相変わらず炭治郎は余裕な様で長男っぷりを発揮している





( ... あれもしかして妹扱い ？ )





ていうか 、むしろ禰豆子ちゃんの方がしっかりしてる！？

うわぁぁ ...





｢ そういえば 、Aって香水買うんだね

ちょっと意外だったかも ｣





いい匂いだけど 、Aの匂いが一番かなって

惚れさせに来てるよね炭治郎 ( もう惚れてる )





『 これは玄弥から貰ったんだ〜

妹達から貰ったけど要らないからって 』


｢ へぇ ...





______ そうなんだぁ ｣





と炭治郎の低い声

反射的に炭治郎の顔を見るもそこには何時ものニコニコ炭治郎だった



何だろ 、今ちょっと怖かったような





｢ A 、やっぱその香水さ

俺鼻が良いからキツい ｣


『 あ 、ごめんね ？ じゃあ付けないようにするよ 』


｢ うんありがとう！ ｣





香水よりこっちの方がお似合いだよってマフラーを巻いてくれる炭治郎はやっぱカッコイイ

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