▽１-��.人はそれを白鯨と呼ぶ side:貴女 ページ7
『2人一組で行動しようぜ！』
数分前にきっくんが行った言葉である。いわく、情報集めをする組とヒラソルの見回り(海軍船や海賊船がどこにあるか等の確認)をする組と分かれようということであった。
公平にじゃんけんで決めた結果、FBときっくん、私とえおえおという事になった。
言わずもがな私達は楽な情報集めの方を選択したのだが、向こうも思考が同じだったようで再びのじゃんけんとなった。
結果、えおえおがきっくんに敗北(きっくんはお前じゃんけん弱くなぁ〜い？と煽っていた)。不運にも見回りを託された我々はヒラソルの海岸線に沿って歩いている次第である。
「今のところ異常なーし」
「同じく。異常どころか何もないね」
「まあ街の裏側だからな。人も来ねえだろ」
ヒラソルのメインストリートから何本か奥に入ったこの道。左にはすぐ海が見える。
こういった人通りの少ない所に、海賊船がよく止めてあったりするのだ。
そんなことを考えていると、ふいに何かの気配を感じた。
「！、コハク」
「うん、…ビンゴ」
2人で近くにあった民家の壁に身を隠す。耳を澄ますと、話し声が聞こえてきた。
「久しぶりの上陸だなー」
「そうだなー。最近は何かと戦闘も多かったし、久々にゆっくりしたいぜ！！」
「とはいえ油断は禁物だぞ？どこに海軍いるか分かんねえし」
上陸、戦闘、海軍。
「海賊、か」
「…そうっぽいね」
「どうする？見とく？」
「見ないとあろまに怒られるよ」
「…そうだな」
先程の海賊達は通り過ぎていったようである。
2人でキョロキョロと周りを確認し、壁から顔をひょこっと出して海賊達が来た方向を見る。
そこにあったのは。
「…！」
「ぅゎ、！」
この世の誰もが知っているであろう、“白鯨”
かの有名な、白ひげ海賊団の船であった。
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琥珀(プロフ) - 南さん» うわああありがとうございます！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+勿体なきお言葉…！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年3月7日 21時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 名前が南になってますが、本当はくるみです (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - リクエストかいてくれてありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - 琥珀さん» 返信遅くてすみません（泣）はい、夢主だけで大丈夫です！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - くるみさん» リクエストありがとうございます！！ハルタとイゾウ、了解致しました！！登場するのは夢主だけが良いでしょうか…？ (2018年3月5日 18時) (レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2018年1月2日 23時
