【リク】白鯨と夕日#2 side:貴女 ページ46
心からの、本心だった。
「……ごめん。なんか、一気に畳み掛けちゃって」
言った後で後悔する。人に畳み掛けるのは1種の癖みたいなもんである。直さねば
「ククッ……いいんだよ。気にすんな。
その気持ちが聞けただけで充分さね」
そう言って微笑むイゾウ。
「ほんっとに、嬉しいこと言ってくれるじゃん？」
「！？うわあああああああッ！？！？」
驚きのあまりひっくり返りそうになった。
私の右隣には、
「は、ハルタ……」
「あはは、ごめんごめん。びっくりさせちゃった？」
びっくりもなにも心臓飛び出るかと思った。
「いっ、何時からいたの…？」
「コハクが話してる辺り」
「結構前じゃん…てか、イゾウ気づいてたの？！なんなら教えてよ！！！」
お陰様で海にドボンするとこだったよ！！！！
「悪ぃな。どんな反応するか気になったもんで…」
「下手したら死ぬ所だったよ！！」
「俺が助けるぞ？」
「唐突なイケメン発言！！！」
くっ、様になってやがる…！
ちょっと悔しくなったので不貞腐れてみる。
すると、
「！」
2人に、頭を撫でられた。
「コハク、なんかあったら俺らに言ってよ？力になるからさ」
「あんま抱え込むんじゃねぇぞ」
胸がぶわっと熱くなるのが分かった。
俯いてた顔を上げて、2人に向かって、今できる精一杯の笑顔で、
「……ありがとう」
感謝を、伝えた。
「「………」」
静寂。
いや待ってなんでここで静かになんの？？？あっもしかして笑顔きもすぎた？？？？？？
「っはぁ……コハクさあ、その笑顔、反則」
「やめとけハルタ…何言ってもムダだよ、コハクには」
反則レベルできもかったん！？！？
ヤバイじゃんそれ、えっ、ごめん
「あっまじスミマセン……これからは笑顔、というか顔面自重します」
「「いや、そういう意味じゃねぇよ！！！！」」
反対だよ反対！！と言われる。
は、反対ってどういう意味だよ！！どの反対だよ！！！！
「「はぁ…………」」
ため息つかれちゃったよ！！！
……またも、暫しの沈黙。
「っ！コハク！！！！！！」
「！？」
ふと、隣にいるハルタが立ち上がった。
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琥珀(プロフ) - 南さん» うわああありがとうございます！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+勿体なきお言葉…！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年3月7日 21時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 名前が南になってますが、本当はくるみです (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - リクエストかいてくれてありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - 琥珀さん» 返信遅くてすみません（泣）はい、夢主だけで大丈夫です！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - くるみさん» リクエストありがとうございます！！ハルタとイゾウ、了解致しました！！登場するのは夢主だけが良いでしょうか…？ (2018年3月5日 18時) (レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2018年1月2日 23時
