▽５.大事件と、波乱の幕開け side:貴女 ページ39
ヒラソルを出て、早数日。
私達MSSPが白ひげ海賊団に加入した、というニュースが公表されたのはつい二日前のこと。
世間は焦っているようで、何か思惑があるんじゃないかとか、戦争が起こるかもとか何とかでやいのやいの。
この海における白ひげ海賊団の存在の大きさを知らしめられた。
とはいえ、モビーディック号も、穏やかではなかった。
その原因は、私が今手に持って広げている紙にある。
これを覗き込んで皆眉を顰めている。
…事の発端は、数分前に遡る。
いつも通りの朝、そこまで変わったこともなくいつも通りの１日が過ぎるはずだった。
そんな朝に、きっくんの叫び声がモビーに響き渡ったのである。
「どうしたのきっくん？！」
私はあろま、マルコの2人と一緒に海図を書く作業に追われていた。急にうるっさい声が聞こえたので何事かと3人できっくんの様子を見に行ったのである。
きっくんは甲板にいた。
その頭上には、
「「でっ、でっ、ででで、伝書バットｫ！？！？」」
「うるせぇよい」
伝書バット。かの有名な伝書バットである。
本来ならば、"王下七武海"の招集をする為に来るはず。
白ひげ海賊団には七武海は今現在いない。
驚愕のあまりひっくり返るきっくん、めっちゃ驚いているあろま、やけに冷静なマルコを他所に伝書バットは私の元に飛んできた。
「えっ、おっ、おぅ？」
伝書バットは私に手紙を差し出してくる。とりあえず受け取ると、キーッと鳴いて何処かへ飛び去って行ってしまった。
「コハク宛、か？」
「えっ、いやでも、私七武海でも何でもないよ！？」
私達にはもう、戸惑うことしかできなかった、というか戸惑っていた。
＿＿＿＿といった具合である。
まあ考えてても仕方ない、ってことでお父さんの所に来てみたんだけど。
あの後すぐに隊長達が呼び出されて、甲板で小規模な隊長会議を行う形になった。
全員揃った所で、封を開けてみて私絶句。
その中身は＿＿＿＿
《白ひげ海賊団直属特殊能力者部隊"M.S.S.Project"メンバー
"八咫烏"コハク に、明後日海軍本部マリンフォードにて行われる、王下七武海円卓会議への出席を強制的に命ず。
海軍本部元帥 センゴク》
強制の招集状ですた☆
完璧に"八咫烏"コハクって書いてあってああこれもう私宛じゃんってなったわけです。
えっ、どうしよ。
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琥珀(プロフ) - 南さん» うわああありがとうございます！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+勿体なきお言葉…！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年3月7日 21時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 名前が南になってますが、本当はくるみです (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - リクエストかいてくれてありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - 琥珀さん» 返信遅くてすみません（泣）はい、夢主だけで大丈夫です！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - くるみさん» リクエストありがとうございます！！ハルタとイゾウ、了解致しました！！登場するのは夢主だけが良いでしょうか…？ (2018年3月5日 18時) (レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2018年1月2日 23時
