▽３-��.刹那 side:貴女 ページ29
「野郎共ォ、モビーに帰ったら宴だァ！！！」
締めの白ひげさんの一言に、クルーの皆はうおおおと雄叫びを上げる。
「宴か、いいなァ…」
気づかぬうちにそう呟いていたようで、ハッと口を抑えた。白ひげ海賊団の皆の宴を邪魔する訳にはいかない。何言ってんだ、私。
「……何言ってんだ、お前」
近くにいたサッチにそう言われた。
「えっ、あっ、ごめ「お前らも一緒に決まってんだろおお！！！！」…っへ？」
ガシッと肩を掴まれる。
まって、今この人なんて言った？
「グララララ、決まってだろアホンダラァ、一緒に戦ったんだ、オメェらがいねえと始まらねぇよ」
「し、白ひげさんまで……」
えっ、じゃあ私達、白ひげ海賊団の宴に参加できるの？！
「……いよっしゃあああああああああ！！！！
！」
きっくんが叫んだ。
「マジで？！マジでいいの？！」
「何も遠慮することはねぇよい、楽しんで行けよ」
「〜〜ッマジありがとう！！！」
テンションがフルスロットルのMSSP。
「海賊の、宴…！」
海賊は宴をするものだと幾度となく聞いてきて、ずっと憧れていた。いやまさかそんな、体験できる日が来るとは…。
浮かれ気分で道を歩く。
刹那、
ボガァン！！！
爆音が辺りに響いた。
混乱する皆。
えおえおが動いたのが見えた。
FB、きっくん、あろま、そして私はえおえおに続いて海岸線へと出る。
MSSP5人、海岸線から海を確認。
「は、……うそ」
目に入ってきたのは、幾つもの海軍船。
間違いない、海軍艦隊だった。
「通信機、壊し忘れたか？」
「…いや、そうじゃないっぽいぞ。…船の上、観てみろ」
あろまに言われて、背中からスナイパーライフルを取り出す。スコープを覗いてみる。
船の上にいたのは。
「！…あいつ、」
「「昨日の海軍支部の奴じゃねえか！！！」」
FBときっくんがそうハモった。
昨日の、大失態を犯して逃亡してきた海軍支部。
そこの海兵が私達の次の進路の島＿＿＿＿ここヒラソルを特定して、海軍艦隊を呼んだのだろう。
自業自得っちゃあ、自業自得である。
でも、今は…
「こいつら、今から宴だって時に邪魔してきやがって…！！！」
自業自得だと喚いていてもしょうがない、楽しみを崩された怒りの方が大きいのである。
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琥珀(プロフ) - 南さん» うわああありがとうございます！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+勿体なきお言葉…！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年3月7日 21時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 名前が南になってますが、本当はくるみです (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - リクエストかいてくれてありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - 琥珀さん» 返信遅くてすみません（泣）はい、夢主だけで大丈夫です！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - くるみさん» リクエストありがとうございます！！ハルタとイゾウ、了解致しました！！登場するのは夢主だけが良いでしょうか…？ (2018年3月5日 18時) (レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2018年1月2日 23時
