▼２-��.時間は自分を置いていく side:貴女 ページ12
「そいつに関してはあんまりいい噂は聞かねぇなぁ…どうも、上司の命令を聞かないとかで」
「へぇ…私も気をつけますね。ありがとうございます」
「いやいや、いいってことよ！」
最後にもう1度お礼を言って店を出た。
いい事を聞いた。
無線機の発信のボタンを押して3人に繋げる。
「えーと、こちらコハク。情報ゲットです」
『うひゃあ、マジ？速いな。あっこちらきっくん。海軍船探してるぜ』
『あろまほっと。まだ有力情報無し』
『こちらえおえお。あろまと同じく。…んで？どんな情報なんだ？』
「うん。えっと、あろまの推測通り海軍船が来たのは深夜の事。乗ってるのはハンクとかっていう奴らしい。なんかロクでもない奴らしくて、上司の命令を聞かないっていう悪い噂が」
『上司の命令を聞かない…よくいる出世でチヤホヤされたいだけのクソ野郎か？』
「そんなとこ」
『ハンクっつうと海軍大佐だな。多分ここの近くの海軍支部の配属だ』
流石きっくん、人物に関する情報が多い。
『了解、情報ありがとな。とりあえずまだ探査は続けよう。』
「『『りょーかい』』」
3人との無線を終了する。
まだまだ聞き込みを進める必要がある。
あれから数10分。街も活気づいてきた頃。
全くと言っていいほどろくな情報が出てこない。
とりあえず、3人で無線で会話していた。
「んで？FBの手掛かりは？」
『まだ何もねえな…。相当な手練れだぞこりゃ』
『こっちも同じ。海軍船さえも見つからな
きっくんがそう言いかけた、その時。
ジーッ！ジーッ！ジーッ！ジーッ！
突然、謎のアラームが鳴り響いた。
『！？』
『なんだ？！』
『多分放送が始まる！しっかり聞いとけ！！』
あろまの声を聞いたのを合図に無線の音量を下げる。
放送で聞こえてきたのは、男の声であった。
《あー、あー…。こちら海軍大佐ハンク。全島民に告ぐ。
この島に危険人物を多数確認した》
「！？」
危険人物？！確実に私達のことである。
《全島民、島の外へ避難しろ。繰り返す。この島に危険人物を多数確認した……》
『ヤバイな』
えおえおの声が聞こえる。僅かに返答して、再び無線に耳を傾ける。
何度か避難指示を出した後、無線の話の矛先は私達に向かった。
《また、危険人物に告ぐ。
そちらのお仲間を２人確保している
返して欲しければ
島の海沿いの洞窟にある海軍船まで来い
期限は今日の夜7時だ。》
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琥珀(プロフ) - 南さん» うわああありがとうございます！！･:*+.\(( °ω° ))/.:+勿体なきお言葉…！！こちらこそリクエスト本当にありがとうございました！！今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m (2018年3月7日 21時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
南 - 名前が南になってますが、本当はくるみです (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - リクエストかいてくれてありがとうございます！めちゃくちゃ面白かったです！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
南 - 琥珀さん» 返信遅くてすみません（泣）はい、夢主だけで大丈夫です！ (2018年3月7日 15時) (レス) id: 118adbfd83 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - くるみさん» リクエストありがとうございます！！ハルタとイゾウ、了解致しました！！登場するのは夢主だけが良いでしょうか…？ (2018年3月5日 18時) (レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2018年1月2日 23時
