▼12-��.七武海会議本番 �� side:貴女 ページ19
「＿＿＿＿＿現状では、件の『Crowley』に纏わる情報も、アンドロマリウス以外の悪魔に関する情報も集まっていない。
……動きがある前に対応するのが最善だが、手がかりが一切ないのでは手の打ちようも無いだろう。ここは辛抱強く、地道に調査を続ける他ない」
残念ながらその通りで、私たちからしても完全に行き詰まった状況だった。
アンドロマリウスの行方も分からないし、他の悪魔の動向も分からないし。
「そこでだ。これから先起こる災禍への対応措置として＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿M.S.S Project、海軍、七武海三者間での協力体制を提案したい」
………………ほう？
「詳細は簡単だ。
……我々海軍、七武海が各々独自の"ルート"を通して悪魔に関する情報を収集し、秘密裏にそれをM.S.S Projectに優先して伝える。
内容は問わん。『Crowley』でも『ソロモン72柱』でも、はたまた他の悪魔に関する情報でも構わない」
……独自のルート、か。
確かに、私たちは世界政府に情報を求めることはできない。一応、立場は反世界政府だから。
つまり、私たちMSSPが関われないような界隈からの情報なんかを寄越してくれる、ということだろう。
「……秘密裏に、とは」
あろまが眼鏡の奥の瞳を細めて問う。
センゴク元帥は一度目を閉じてから口を開いた。
「世界政府に、この協力体制を知られるわけにはいかないということだ」
「……なるほど。その心は？」
「＿＿＿＿＿我々海軍は、此度の悪魔の暴走事件を危惧している。……本部が襲撃されたとあらば尚更だ。
そこで、世界各地に散らばる能力持ちと連携をとり、一連の騒ぎに終止符を打ちたいと考えている。
……だが、大々的に能力持ちと手を組む訳にはいかん。反世界政府を掲げる者と関わりを持つことは、海軍として許されん」
海軍は世界政府管轄の組織だ。
能力持ちはそれに敵対する立場であるわけで。
……でも、
「……フッフッフッフ!!随分と大胆な事を言うもんだセンゴク!!＿＿＿＿＿ひとたびこの事がバレれば、お前の首はどうなるか分からねェだろうに」
……ドフラミンゴさんの言葉に賛同せざるを得ない。
……下手したら、天竜人の逆鱗に触れる可能性だってあるのに。
「＿＿＿＿＿＿＿我々は、愚者ではありたくない」
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琥珀(プロフ) - ゼンさん» コメントありがとうございます！ 作品中で主人公さんと一緒に旅してる4人組は、実在するゲーム実況者様をモデルにして書いています。YouTubeやニコ動などで「M.S/SP」と検索していただければ動画が出てくると思います〜！ (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 979a30272e (このIDを非表示/違反報告)
ゼン(プロフ) - このきっくん、あろま、えおえおのアニメ？物語の作品名を教えてください (2022年4月2日 2時) (レス) @page11 id: 7e17b8d3e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2020年4月14日 23時
