▼12-��.会議当日 �� side:貴女 ページ14
＿＿＿＿＿「フッフッフッ、おれ達抜きで盛り上がるとは妬けるじゃねェか」
「！」
突如後ろから何かが飛んでくる気配を感じて体を横に逸らした。
＿＿＿＿＿というか聞こえてきた言葉を聞くに、それが何なのかは予想できる。糸だろ？
後ろにいる人影をなんとなく予想しながら、恐る恐る振り返る。
そこにいたのは………………
「って全員集合かーい」
ドフラミンゴさんだけじゃなかったよ。くまさんとハンコック以外の七武海みんないたよ。びっくりだね。思わずやけくそじみたツッコミが出てしまった。
私たちがきっくんのわちゃわちゃで楽しんでいる間に到着していたらしい。気づかなかった。
まさかの全員(しかも軒並みでかい)の登場にきっくん達は一瞬目を白黒させたけど、すぐにおぉ……と楽しそうな顔をし始める。
そういうとこだぞ、猫かぶりが上手くいかないの。
「なんじゃ貴様らのこのこと。わらわはコハクに会うためにいち早く到着したというに……今すぐその糸を消し視界から離れよ。目障りじゃ」
「フッフッフッ！そう冷たいこと言うな。おれだって国の執務を部下に任せて来たんだよ、なァワニ野郎？」
「うるせぇ黙ってろ」
クロコダイルさんは興味無さそうに自分の席へと足を進める。……途中で目が合ったらなんかハッて笑われたんですけどなんですか。変なことしましたか私。
「海軍大将と手合わせをしたと聞いたぞ」
「わっ…………ミホークさん」
声をかけられて上を向けば、特徴的な黄色の瞳が帽子から覗く。
ミホークさんは私のことをどこか柔らかい表情で見下ろしていた。てか情報早いな。
「まぁ決着はつかなかったんですけどね……」
どこぞの元帥さんが襲来したおかげでね。
「む、そうか……とはいえ決着というものはそう急ぐものでもない。なにより、怪我はないか？」
「怪我……ですか。ないです、大丈夫ですよ」
「剣士たるもの特に手元の気遣いは人一倍配慮せねばならん。留意して励め。……くれぐれもおれとの手合わせの前に怪我は負うなよ」
…………！？い、イケメン！？
唐突な気配りを受けて驚きを隠せない。
「あ、ありがとうございます……」
若干混乱しながらお礼を述べれば、ミホークさんは満足気に笑って席へと歩いて行ってしまった。
……世界一の剣豪がそう言ってくれてるんだし、期待を裏切るわけにはいかないよな、うん。
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琥珀(プロフ) - ゼンさん» コメントありがとうございます！ 作品中で主人公さんと一緒に旅してる4人組は、実在するゲーム実況者様をモデルにして書いています。YouTubeやニコ動などで「M.S/SP」と検索していただければ動画が出てくると思います〜！ (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 979a30272e (このIDを非表示/違反報告)
ゼン(プロフ) - このきっくん、あろま、えおえおのアニメ？物語の作品名を教えてください (2022年4月2日 2時) (レス) @page11 id: 7e17b8d3e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2020年4月14日 23時
