▼８-����.七武海+αと side:貴女 ページ36
＿＿扉を叩くも返事がない。
……ええい、こうなったら必殺やけくそアタック！！
無理やり扉をこじ開ける勢いで手前に引っ張る。
……その扉は驚くほど簡単に空いた。鍵がその意味をなしていない。
「いやセキュリティガバガバかよ！？せめて鍵しろよ！！
ねえ隊長！！！」
ぜぇぜぇと息を切らしながら扉を開ける。
……しかし。
「え？」
………………部屋の中に人影はなかった。
「……………………はぁ？？？？」
寝てるのかなぁと思いつつずかずかと部屋に入り込んで布団をばさりとひっくり返すも、姿はない。
＿＿＿＿＿え、これ大丈夫じゃないやつ……？
海軍本部、敵の本拠地にきてこのザマか。もしかして罠だった？なんか企んでたのは向こうのほうだったってことか？
「＿＿＿どこいっちゃったのえおえお〜〜！？！？！？」
「なにやってんの」
「うわぁぁぁあ！？」
背後から声をかけられて体が跳ねる。思わず臨戦態勢をとって振り返った。
……とそこには、何気なく立っているえおえおの姿があった。
「えっ、あっ、えっ？」
「あっ、コハク！？なんでえおえおんとこにいるの？」
そんなえおえおの後ろから顔をひょっこり出したのはきっくん。
「ほんとだ。なんだお前」
「お、コハクじゃんか」
それに継いでFBとあろまも後ろから顔を出してきた。四人は私のことをみてぱちくりと目を瞬かせている。
……どうして四人が部屋の外にいるんだ、とか色々とツッコミたいところではあるが、とりあえず四人ともなんともなかったみたいだ。思わず肩の力が抜ける。
それに安堵しかけて、大切なことを忘れてることに気がついた。
「あぁあそうだよ！！それどころじゃなくて！！誤解といてよみんな！！！！」
「誤解ぃ？」
きっくんが訳が分からない、と言ったふうに眉を潜ませた。私は持っていた布団をベッドの上にかけ直して勢いよく廊下に出る。
そのまま、自分の部屋の方を指さして訴えた。
「こんな状況なんだけど＿＿「「「「うわぁぁああ三大将！？！？」」」」……いや気づくの遅くね？」
四人が素っ頓狂な声を上げる。雑魚キャラ顔負けの反応である。
相変わらずのその様子に私もどこか冷静さを取り戻していた。……まったく不思議な奴らだ。
「んでね、部屋の中に七武海が揃っててね「「「「七武海ｨ〜！？！？」」」」とりあえず話を聞いて！！」
そう話す私を見てぞぞぞぞぞ、と顔を真っ青にする四人。
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琥珀(プロフ) - Irm?いるみ?さん» 貴重なご意見ありがとうございます！参考にさせていただきますm(__)m (2019年8月25日 20時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
Irm?いるみ?(プロフ) - 今まで、MSSのメンバーだけで固定でやって来ているので、個人的にはこのままで最後まで見たい気がします。。。加わってくれるのもそれはそれでおもしろそうなので良いのですが。。。 (2019年8月25日 18時) (レス) id: 5832349e61 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - めっちゃ面白いです!!!!!更新頑張ってください!!!!!!!!! (2019年4月30日 2時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 x他1人 | 作成日時：2018年3月9日 17時
