▼８-����.七武海と �� side:貴女 ページ33
「すまぬな、コハクさん。……あれでも奴らなりに気を許しているんじゃ」
「わ、ジンベエさん」
私が厨房でカップやらの用意をしていると、先程まで座ってこちらの様子を見ていたジンベエさんが近寄ってきた。
手伝おう、と言われて慌てて大丈夫だと伝えるも、ジンベエさんは遠慮するなと言って作業を始める。
「……すみません、助かります」
「気にするな。わしがやりたくてしたことじゃ」
ジンベエさんは白ひげ海賊団とも深い関係があるから、船員達から話は聞いていた。けど、実際こうして会うのはこれが初めてだった。
あいつは良い奴だよ！と言っていた皆の言葉を思い出す。確かにあの通り自由(自分勝手ともいう)の極みである七武海の中で、ここまで気を配れる人はジンベエさんくらいだろう。
皆悪い人ではないんだろうけどなあ。
「コハク〜！」
「ハンコック！？こっち来てよかったの？」
「良かったも何も、あんな奴らと一緒でいいことなどないわ！……という訳でコハク、わらわも手伝おう」
奴らに物を提供するのは癪であるが、コハクと共にいられるのならそれで……！とまたしても赤面するハンコックはものすごくかわいくて愛おしい。……こんな素敵な友人持っていいのかな…………
「えへへ、ありがとうハンコック！」
「よいのじゃ、よいのじゃ！」
そう言って私の作業を手伝ってくれるハンコックはなんだか楽しそうだ。
そのままテキパキと作業を進めていると、コンコン、とノックが響いた。
「？誰だろ……隊長達かな」
「む、一体誰じゃ！またしてもわらわとコハクの時間を邪魔しようとは……」
とりあえず確認するか、と厨房から出てドアの方へ。ハンコックも心配だからと着いてきた。いや、そんなに大事件は起こらないと思うけど。
「はーいコハクです………………って、お？」
目の前にいたのは、FBでもきっくんでもあろまでもえおえおでもない、1人の海兵だった。
「コハク様！ただいま夕食の準備ができましたので…………って、海賊女帝！？」
「誰じゃ貴様は、今すぐ去らぬか！！目障りじゃ」
「理不尽！？…………でも美しい♡」
「あ、あはは…………まあ、どうぞ」
私が促せば、その海兵はまだハンコックにメロメロになりながらもなんとかその食事一式を部屋に入れ＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿ようと、した。
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琥珀(プロフ) - Irm?いるみ?さん» 貴重なご意見ありがとうございます！参考にさせていただきますm(__)m (2019年8月25日 20時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
Irm?いるみ?(プロフ) - 今まで、MSSのメンバーだけで固定でやって来ているので、個人的にはこのままで最後まで見たい気がします。。。加わってくれるのもそれはそれでおもしろそうなので良いのですが。。。 (2019年8月25日 18時) (レス) id: 5832349e61 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - めっちゃ面白いです!!!!!更新頑張ってください!!!!!!!!! (2019年4月30日 2時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 x他1人 | 作成日時：2018年3月9日 17時
