▼８-��.七武海と �� side:貴女 ページ31
恩を売る……。
なるほど、確かにそう捉えることもできるか。特にこの人は慎重な人だろうから、それを警戒したのも納得がいく。
「……まあ、でも私たちそんなに器用じゃないんで。きっと恩を売ったところでそれを上手く利用できるとは思えません」
「確かにな」
「えっ納得しちゃう？」
全肯定されてしまった。
いやはやそんなんでいいんですかクロコダイルさん！！そんな私たちが不器用なことを全面肯定するなんて…………いやこれ結構虚しいな
まあ事実なんだけどね！！5人全員やけくそスタイルだから！！！
「話を聞いて思ったが、警戒するだけ無駄だな」
「えっひど！！！そこはせめてちょっとはフォローしてくださいよ！！！」
グサッときたよなんか！！別に変なプライドとかあるわけじゃないけどさ！！
「フッフッフッ、まあそう言うなコハクチャン。こいつはこいつでお前らのことを気に入ったってことだ」
「フラミンゴ野郎…………余計な口を叩きやがって」
「えっ、マジですか！？」
「………………」
「あっごめんなさい」
無言でその鉤爪を向けられたら黙るしかない。お顔が怖い。
…………すげえ威圧感………………イケメンが勿体ないですよ、とは言えないな。言ったら終わりだな。
「キーッシッシッシ、お前はいつも素直じゃねェなァ！！」
っておおおぃ！！
余計なことを言うなお前は！！！さらに青筋増えただろどうしてくれる！！！！
ってやべ今モリアさんのことお前とか言っちゃったしクロコダイルさんの地雷踏んだわ口に出てないよなめちゃくちゃ失礼じゃん！！！
「「＿＿＿＿＿＿＿＿ほう？」」
「あぁぁぁすみません！！訂正させていただきます御無礼をお許しくださいどうか命だけは」
声に出てたよほんっと私こういうとこポンコツになるのやだ………………ごめんなさい………………死ぬのかな私………………
もう私は全身ガタガタ顔面蒼白だ。
「…………キーッシッシ！怒っちゃいねぇよ」
「………………お前、やはり救いようのない馬鹿だな。……ここまでくると怒っても仕方ねェ」
「ぅえ」
「な、なんと！コハクよ！わらわもどうか……その、"ハンコック"と呼んでくれはしないだろうか…………」
「…………えっ」
私の無礼を笑い飛ばしたモリアさんと呆れてため息をついたクロコダイルさんと頬を真っ赤に染めてそう言うハンコックさん。
………………聖人君子？
▼８-��.七武海と �� side:貴女→←▼８-��.七武海と �� side:貴女
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琥珀(プロフ) - Irm?いるみ?さん» 貴重なご意見ありがとうございます！参考にさせていただきますm(__)m (2019年8月25日 20時) (
レス) id: a397407caa (このIDを非表示/違反報告)
Irm?いるみ?(プロフ) - 今まで、MSSのメンバーだけで固定でやって来ているので、個人的にはこのままで最後まで見たい気がします。。。加わってくれるのもそれはそれでおもしろそうなので良いのですが。。。 (2019年8月25日 18時) (レス) id: 5832349e61 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - めっちゃ面白いです!!!!!更新頑張ってください!!!!!!!!! (2019年4月30日 2時) (レス) id: 6f50c84bd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琥珀 x他1人 | 作成日時：2018年3月9日 17時
