デイドリーム2 (ページ17)

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体育祭② ページ17

智洋side

体育祭の前日練習

リレーもバトンがちゃんとあってて、

流星の足の具合もいい

明日が楽しみやな

なんて思っていたら

流星｢とも、危ない！｣

え？

目の前が暗くなった

痛い？うそ、どこも痛くない

流星｢うっ、｣

智洋｢流星大丈夫？流星？｣

流星の上にはテントが倒れていた

智洋｢流星大丈夫やから、いますぐ助けるから｣

他の生徒が先生を呼び

無事流星を救出したものの

お腹を抑えて痛いと言っていた

見てみたらそこは真っ青になっていた

流星｢とも、大丈夫やから、

本当に泣き虫やな笑｣

なんて、自分の体の方が痛いくせに、

俺のことを思ってくれる

流星はほんまに優しすぎるねん、

流星は病院に運ばれた

救急車のるの初めてやな～なんて言って

本人は喜んでるけど

本当は痛いんだろう

先生が流星のお腹を見ると

｢打ち身半端ないね

あした体育祭だっけ？

絶対出れないわ｣

流星｢どうしても出たいんです｣

智洋｢流星、明日は諦めてや｣

体育祭の勝ち負けよりも流星の体が

心配だから

流星が今度の大会で優勝すれば

陸上で推薦され、有名なチームに入れるから、

そしたら、流星の夢も叶う

流星｢いやや、ほんまに行きたいねん｣

先生｢まぁ、明日の具合によるよね｣

流星はその日帰ることになった

その帰り道流星入ったんだ

流星｢とも、俺明日絶対行くから

ともの夢叶わさせてあげる｣

智洋｢俺の夢は流星とずっとおることやから

明日は休んどいて｣

流星｢さぁ？｣

あした流星が来るとはまだ

この時は知らなかった