～知り合い以上友達未満～【殺戮の天使】 (ページ8)

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７話ページ8

レイside

？「ヒャッハハハハハ！！」

細く、背の高い男が、狂気的な笑みを浮かべて立っている。

上に着ているパーカーには、茶色く変色した血のようなものがこびりついていた。

........これが......殺人鬼？

？「今お前らは、満ちた顔をしやがったな。」

？「でも今は絶望だ....！」

A「」ｶﾞｸｯ

レ「...A....！？」

急にAが力尽きたように座り込んだ。

....恐怖で腰が抜けたのかな....？

？「今から三秒数えてやる。だからさぁ、逃げてみろよ！！

そして泣いて叫んで命乞いをしろ！

もっと見せろ.....絶望の顔を！！」

三秒....！？

レ「A...！！」

A「！(ﾟ０ﾟ)ﾊｯ」←

ガシッ

レ「！」

Aは我に返ると、私の手をつかんで叫んだ。

A「ついてきて！！」

￣￣￣￣￣￣Aside￣￣￣￣￣￣￣￣

『ついてきて！！』

けど.......

どこに逃げるぅぅう！！？？(|||ﾉ｀□´)ﾉｵｵｵｫｫｫｰ!!←←

ここまで来たら下の部屋しかないけど！！

レ「さっき、向こうの部屋に隠れれそうな箱があった....！」

『本当！？じゃ行こう！！』

ガチャッ

うん、ある！！

レ「...Aはこの棚に隠れて！私はこっちの箱に入る...！」

A「了解！！」

ｺﾞｿｺﾞｿﾊﾟﾀﾝｯ

私が棚に身を隠した瞬間。

バタンッ

？「あぁ？あいつらどこ行きやがった？」

わっ、速っ！もう来た！

危なかった.....

？「片っ端から叩っ斬りゃぁ当たるか。」

嘘ン！？やめて！？←

バキィッ

木箱の音.........レイ、大丈夫かな.....

ガァンッ

『！』

この音....棚も斬ってる....あぁ、終わった....

バキッ

次は多分、私の棚.....

ガァァンッ

『っ....！！』

あ....良かった.....足元の方だった.....

？「ﾁｯ...どこにもいねぇじゃねぇか。

あいつら見つけたら容赦しねぇ。」

バタン....

......行った.......？