25話 ページ27
レ「設計室と資料室が右に続いてた。
資料室の先には、ドアが開かなくて行けなかった。
....あと、これがあった。」
ザ「あぁ?」
『ん?』
レ「.....履歴書。」
ザ「りれきしょ?」
レ「“レイチェル・ガードナー”.......私のことが書いてある紙。」
そう言って、レイは履歴書を私に渡す。
字を読めない私に、これをどうしろと(^_^;)
というか、この写真、いつ撮ったんだ?w
ダニーあたりが、これをまとめてるんだと思うけど....
....でも、このでっかい字で書かれているのは名前....でいいのかな?
うーん...13ってとこは、年齢とは思うんだけど...
そのまえの...アゲ?AGEってなんだ?
『うぅ〜ん.......やっぱ読めない!わかんない!』
レ「そっか...じゃぁ、その履歴書は、もういらない?」
ザ「どうせ読めねぇんだから、俺はいらねぇよ。
それに、お前のことが分かったところで、それ以上でもそれ以下でもねぇだろ。」
『...私もそう思うな...』
....レイの過去は、もちろん、知りたかったけれど。
レ「....それと、
アイザックって人のことを書いた紙もあった。」
『...アイザック?』
レ「これは、貴方のこと?」
レイは、ザックを見て言う。
確かに、その履歴書には、ザックらしき写真があった。
―――――...アイザック?
レ「アイザック・フォスター。
出生日不明、推定年齢20歳前後。
幼少時、売買で子供を集める違法孤児院に在籍。
劣悪な環境だった施設は後に摘発されるが、その時点で、アイザック・フォスターは
行方不明。
同時に施設の庭から、多数の子供の骨が発見される。
さらに施設内では、経営者である夫妻の惨殺死体も発見されている。
この二人の死因が刃物傷であることから、夫婦の殺害は、アイザック・フォスターの
犯行とみられる。
――それから数年後、○○州で起こった連続猟奇殺人事件に関与。
上半身には、幼少期に負った火傷跡あり。」
『ふーん.....施設、かぁ。
あ、ということは、ザックは...』
ザ「......あぁ、そうだよ。」
そう言って、ザックは私達に鎌を向ける。
ザ「アイザック・フォスターは、俺だよ。」
....やっぱり、そうなのか。
ザ「...で、それを知って、お前らはどう思ったんだ?」
どう思ったか?
『どう、思った....って、ねぇ。』
レ「『別に。』」
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ザックの嫁 - 例えが可愛いのがザック (2019年12月12日 21時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
remipatya(プロフ) - ザックLoveさん» いえいえ! (2017年8月25日 19時) (レス) id: 2f83d12ffa (このIDを非表示/違反報告)
ザックLove - ありがとーございます! (2017年8月25日 17時) (レス) id: efef187557 (このIDを非表示/違反報告)
remipatya(プロフ) - ザックLoveさん» あ、はい!それは過去編の後で書きます! (2017年8月25日 6時) (レス) id: 2f83d12ffa (このIDを非表示/違反報告)
ザックLove - ザックとの萌え要素がほしいですね! (2017年8月24日 22時) (レス) id: efef187557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:remipatya x他1人 | 作者ホームページ:http://201511kb
作成日時:2017年7月4日 6時