～知り合い以上友達未満～【殺戮の天使】 (ページ3)

今日:11 hit、昨日:26 hit、合計:98,620 hit

２話ページ3

『わぁ、シンプル。』

ガラスの壁に囲まれた部屋の真ん中にパソコンがポツン。

カチッカチッ

『あれ、電源つかないな。』

レ「....。」

『あれ、レイどうしたの....って、そこだけ鏡になってるんだ。』

レ「....いつもの、私。」

.....さっきの言葉を気にしてるのかな？

ヴヴンッ

ｶﾀﾀｯｶﾀﾀｯ

『あ、ついた』

己を知れ....こういうことなのか？

簡単だな！←

ピピッ

【情報画面を開いています。ｶﾀｶﾀ】

【データを記入します。質問にお答えください。】

【あなたのお名前は？】

貴女って....答えるのは一人？

じゃぁ、これは....

『ﾁﾗｯ』

レ「ｺｸｯ」

レ「......レイ。レイチェル.....ガードナー....」

【年齢は？】

レ「....13」

へ～、若いな～。←

【なぜここにいるのですか？】

レ「病院に来ていて....気が付いたらここに...」

ということは病院から突如消えたのか....お母さん達、もの凄く心配してるでしょうねぇ。

【なぜ？】

レ「....？」

え？さっき言った....

【なぜ？】

レ「......」

いや、これは.....

【なぜ？】

レイには悪いけど、答えなくてよかったな....

　

意味がさっぱりわからん！！←←

　

【なぜ病院に？】

あ、なるほど。病院ね。←

でも、病院に行く理由って、持病とかじゃない？
見たところレイって病弱ｓ.....ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

レ「人が死ぬところ.....殺されるところを見たから。

目の前で......」

え？嘘....

レ「だからカウンセリングに連れてこられた....」

人が.....死ぬ、ところ......か。

―――――何、これ.....え....し、死んでる.....！？

『......』

――――レイside――――――――――――――――――――

【今後どうしたいですか？ｶﾀﾀｯ】

レ「....ここから出たい。お父さんとお母さんに会いたい....」

【―――記入終了】

ジーッ

【プレイスタート用のカードキーを配布します。】

レ「カード....これを使えばここから出られるかな？

でも、プレイスタート用って、どういうことだろう...

ねぇ、A......」

『.....。』

返事がない...

レ「A.....？」

『誰.....？

あ、あぁ、レイか。うん、そりゃそうだよね...』

レ「.....？」

急に、どうしたんだろう.......

『あ、そのカードでさっきのフェンス開けれるんじゃない？

速く行こう！！』

レ「...うん。」