～知り合い以上友達未満～【殺戮の天使】 (ページ20)

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19話ページ20

ザ「そんでもって外に出られれば、お前もちったぁいい顔するかもしれねぇだろ。」

.....一つ言おう。

ザ「そしたらお前を.........」

ﾁｬｷｯ

殺人鬼はレイの方に鎌を向ける。

ザ「――――お前を、殺してやるよ。」

私空気ぃぃいいい！！！！←←

レ「.....本当？」

「本当？」じゃないよ！！いや、可愛いけどさ！？

その世界に私を入れてくれる！？じゃないと、本当に私変な人だから！！

モブになっちゃうからぁ！！ｳﾋｨｨ(;ﾟ;Д;ﾟ;)ｨｨｲｨ!!

ザ「あぁ....お前“ら”がちゃんとやればな。」

あ、ちゃんと入れてくれたよ！ありがとう！

君はモテるタイプだと思うよ！多分！←←

ザ「下手な真似はするな。あと、はしゃぐんじゃねーぞ。

俺さぁ、幸せそうな奴とか嬉しそうにしてる奴をみるとよ。

.....つい、殺しちまう。」

「つい」の使い方、恐ろしいけどね。

レ「わかった...」

『.....はしゃぐかもしれない。』

...嘘はつけません。

ザ「...まぁ、テメェらの死んだ目じゃぁ、その心配はいらねーか。

そういや、まだ名前言ってなかったな....

―――ザックだ。」

....苗字はなんだろ？

レ「....レイチェル・ガードナー」

『華野A。』

ザ「....じゃぁ、さっさとっととこんな所出ようぜ。」

*

―――エレベーター内で。

『そういえば、私は良かったの？』

ザ「あ？何がだよ。」

『私、約束してるわけでもなければ、役に立てるかもわかんないけど.....』

ザ「....まぁ、いいんじゃねーか。」

『何ですかそれ。まぁ、ザッ君がいいならいいっスけど。』

ザ「ザッ君って何だよ。気持ち悪ぃ。」

『....なんとなく言いたかった。』

レ「でも、私はAに傍にいて欲しい....」

『何そのありがたいお言葉。わかった、お姉ちゃん全力で守るわ。』←

レ「.....お姉ちゃん.....」

ザ「...そういやテメェ、さっきのフロアの変態と知り合いだったのか？」

ザックはレイを見て聞く。

変態ってｗｗｗ

レ「......」

ザ「チッ、無視かよ。」

まだレイの好感度が低いようだな←

レ「...貴方は」

ザ「あ？」

レ「...貴方はどうなの？

....名前、呼んでた.....」

そうなんだ(・.・)

ザ「あー.....」

ガコンッ

ザ「さっき殺した奴のことなんか、もう忘れちまった。」

『次はＢ４....』

.....っていうか、二人ともはぐらかしてんじゃん！？

さっき殺した奴って、覚えてるじゃんよ！？